手作りヨーグルトは、ヨーグルトメーカーで自宅でもお手軽に作れちゃいますが、賞味期限ってどれくらいもつんでしょうか?
私も手作りヨーグルトにがっつりハマっていて、ついつい作りすぎてしまうこともよくあるんですが、最初のうちは賞味期限の目安がわからず、だいぶ酸味が増した腐敗寸前のヨーグルトを無理して食べてました……。
しかーし!
そんな酸っぱい経験から、手作りヨーグルトの賞味期限が大体どれくらいなのか、腐っているかを見分ける方法などもバッチリ学習したので、自家製ヨーグルトの賞味期限の目安をまとめました!
ヨーグルトは乳製品なので、悪くなったものを食べるとお腹にストレートにくるため(笑)、賞味期限の目安とあわせて正しい保存方法もご紹介します♪
ぜひ参考にして、早めに食べきるようにしてくださいね。
手作りヨーグルトの賞味期限の目安は何日くらい?
手作りヨーグルトの賞味期限の目安は、余分な材料を入れないノーマルなプレーンタイプのものなら、冷蔵保存で1週間程度です!
ちなみに、1週間以上経過してしまった手作りヨーグルトは酸味が強くなり、ちょっと怪しいな~と感じることが多かったです。
うちでは、日曜日に1週間分(500ml~1L)をまとめて作って、次の日曜日までに食べきるようにしてます(^^♪
牛乳パックごとセットして作れるタイプのヨーグルトメーカーをお使いの場合は、牛乳パックに作った日付を書いておくと便利ですよ~。
また、ヨーグルトにフルーツなどを入れた場合は、フルーツから水分が出るので劣化が早まります!
プレーンヨーグルト以外は2~3日を目安に、できるだけ早く食べるようにしましょう!
手作りヨーグルトが腐っているか見分ける方法
作りすぎて余ってしまったり、思ったより食べきるのに日数がかかってしまい、「まだ食べても大丈夫かな?」と心配なときもありますよね。
手作りヨーグルトは、悪くなりはじめのときは見た目では判断しにくい場合もあるので、食べてもOKかの見分け方をしっかり押さえておきましょう!
腐ってしまったヨーグルトには、以下の3つのような特徴が挙げられます。
酸味がきつい、または苦みがある
ヨーグルトはもともと酸味がある食品ですが、保存容器の蓋を開けた瞬間にわかるような強烈な酸味を感じたら、腐りはじめのサインです。
酸味のほかに苦い匂いが混じる場合もあります。
酸味だけなら、私はなんとか食べられましたが、あまりオススメはしません……。
強い酸味や苦味を感じたら、もったいないですが処分しましょう。
カビが生える、または黄色く変色する
見た目ですぐに判断できるのでわかりやすいかと思いますが、カビが生えていたり、黄色く変色し始めていたら、完全に腐ってます!
カビは目に見える部分を取り除いても、カビ菌が食品全体に回っているので、カビが生えた手作りヨーグルトは食べないようにしてください。
水分が多くなる
市販のヨーグルトなどもそうですが、作ってから日にちが経つとヨーグルトの上部に水分が溜まりますよね。
これは「乳清」という乳成分と分離してできる水溶液なのですが、日にちが経つにつれ分離が進み、水分が多くなっていきます。
その水分があまりにも多すぎる場合は、腐っている可能性が高いです。
いつもより水の量が多すぎると感じたら、口にしないようにしましょう。
あわせて、ヨーグルトが変色したり、酸味の強さや苦味がないかも確認してくださいね。
手作りヨーグルトの正しい保存方法
手作りヨーグルトを作ったあと、適切な保存方法なら、通常よりも賞味期限が長くなります。
牛乳パックをセットして作るヨーグルトメーカーだと、そのまま牛乳パックごと冷蔵庫で保存する人も多いですが、その場合は1週間程度が賞味期限の目安です。
ところが、手作りヨーグルトを適切に保存すると、10日~14日程度は長持ちします!
手作りヨーグルトを正しく保存するには、いかにしっかりと密閉するかが重要なんです!
密閉していない牛乳パックのままなど、ヨーグルトが空気や熱に触れやすい状態で保存すると、劣化が早まるので注意が必要です。
密閉容器は100均でも売っているので、使いやすいものを選ぶと良いですよ♪
保存容器にもこだわりたいなら、楽天で見つけたオススメのヨーグルト瓶をご紹介します(´艸`*)
ヨーグルト瓶 モノクロアニマルセット【ガラス ジャー キャニスター 保存容器】
これ、めっちゃかわいくて、うちでも使ってます~!
友だちが遊びに来たときなんかも、冷蔵庫からそのまま出せるのがうれしいんですよね♪
ヨーグルト スプーン付 100均 ☆【万天プラザ 100円ショップ+雑貨】
こちらは自宅用のたっぷり保存向け容器です。
デザインはかなり味気ないですが、約1Lの大きめ容量でスプーン付きかつ100円というコスパの良さ!!
牛乳パックで保存するより、こういった密閉容器を活用する方が、長く美味しく食べられますよ♪
密閉容器はほかにもたくさんありますが、手作りヨーグルトはしっかりと蓋がしめられる容器に保存するのが最適です!
手作りヨーグルトを作るときの注意点は?
続いて、手作りヨーグルトを作るときの注意点をご紹介します!
これを知っているか知らないかで、ヨーグルトの出来上がりにも差が付きますので、ぜひ押さえておきましょう~!
使用する牛乳(豆乳)の種類
まずは、使用する牛乳(豆乳)の種類ですが、牛乳のパッケージに種類別という記載があります。
こんな感じで種類別のところに「牛乳」と書いてあれば、低脂肪でも無脂肪でもヨーグルトを作ることができます!
もちろん豆乳で作ることもできますよ~。
ただ、調整豆乳だと少し固まりにくいので、手作りヨーグルトの場合は無調整豆乳のほうが適してます!
容器やスプーンの消毒
手作りヨーグルトを作るときは、瓶やスプーンなどのきちんとした消毒が重要です!
消毒を怠ると、ヨーグルトがうまく固まらなかったり、容器やスプーンについた雑菌が原因で、腐るのが早まる原因になります。
ただでさえ手作りヨーグルトの賞味期限は短いですし、少しでも長持ちするように使う道具の消毒はしっかりと行いましょう!
消毒の仕方ですが、容器やスプーンをしっかり洗い、熱湯で煮沸消毒すればOKです。
このひと手間が美味しいヨーグルトへの近道になるんですよ♪
作る前にしっかり準備しておきましょう~!
手作りヨーグルトが危険って本当?理由を調査した結果
手作りヨーグルトは菌を発酵させて作るため、衛生面などから手作りは危険ではないかと心配な方もいるかと思います。
手作りヨーグルトは市販品と違って、どうしても衛生管理や温度調整などの徹底は難しいですし、保存料なども使用しないため賞味期限は短く、密閉されていないと雑菌の繁殖もしやすいんです。
また、手作りヨーグルトが危険といわれる理由として、以下の5つが挙げられます。
ヨーグルトメーカーを使っていない。
一度作ったヨーグルトを食べきらずに牛乳を入れて作り足しをしている。
ヨーグルトメーカーの説明書どおりに作っていない。
容器やスプーン、手指等の殺菌不足。
開封済みの牛乳を使用している。
ひとつひとつ解説していきますね。
まずヨーグルトメーカーを使わず、自己流で手作りヨーグルトを作ると、高確率で失敗します!
基本的に、ヨーグルトなどの発酵食品を自力で作るのは難しいです。
発酵や温度調節がうまくいかず、白カビだらけになってしまうというのは、ヨーグルトづくりの失敗談としてよくある話だったりします。
手作りヨーグルトを作るときは、必ずヨーグルトメーカーを使いましょう!
次にヨーグルトの作り足しですが、これも絶対やめましょう!
ヨーグルト菌は残っているので、一度作ったヨーグルトに牛乳を足して、食べきらないまま作り足しをしていく……という話を聞いたことがあるかもしれませんが、作り足しは雑菌やカビ菌の繁殖の原因になります。
作ったヨーグルトは食べきり、追加が必要なら新しく作るようにしてくださいね。
そしてヨーグルトメーカーを使って作るときも、注意が必要です。
きちんと説明書どおりに作らないと、失敗の原因になります。
作っている途中でうまくできているか気になる気持ちもわかりますが、発酵途中でフタを開けるのは絶対にNGです~!!
フタを開けたときに雑菌が入ったら、発酵のほどよい温度で一気にヨーグルトが雑菌だらけになります(>_<)
必ずヨーグルトメーカーの説明書の手順にそって作ってくださいね。
ヨーグルト作りの前に、手指と道具の消毒もしっかりおこないましょう!
消毒や殺菌がしっかりできていないと、手指や道具の雑菌がヨーグルトに入ってしまいます。
また、口をつけたスプーンでかき混ぜたりするのもダメです~!
口にはたくさんの雑菌がいるため、口をつけたスプーンをそのまま使うと、あっというまに雑菌の温床になってしまいます。。。
最後に、ヨーグルトの材料となる牛乳は、未開封のものを使用してください♪
開封済みの牛乳はやっぱり雑菌が増える原因になりますので、余ってるからいいか~と開封済みの牛乳を使うのは避けましょう!
この5点がきちんとできていないと、危険な手作りヨーグルトが出来上がってしまいます……!
ヨーグルトに限らず、食品を手作りするときはできるかぎりの消毒・殺菌が必須です。
面倒だな~と思っても、安全で美味しい手作りヨーグルトのために、徹底するようにしてくださいね♪
手作りヨーグルトの賞味期限の目安は?腐るのを見分ける方法まとめ
あらためて、手作りヨーグルトの賞味期限の目安をお伝えします!
- 密閉容器ではない場合は、冷蔵保存で約1週間程度
- 密閉容器の場合は、冷蔵保存で約10日~2週間程度
あくまでも目安なので、季節や環境によっては、これより短い期間で腐ってしまう可能性があります。
できるだけ、なるべく早めに食べきるようにしてくださいね。
手作りヨーグルトを長持ちさせるポイントとして、密閉容器での保存がとっても重要です!
空気に触れると劣化が早まるので、密閉容器がオススメです。
また、材料は未開封の牛乳で、ヨーグルトメーカーは説明書どおりに使用し、手指・道具の消毒と殺菌を徹底しましょう!