お仏壇に欠かせないものの一つに花瓶があります。お花は仏教においてとても大切なものなので、花瓶も重要な役割があるので心を込めて選ぶ必要があります。
しかし、お仏壇の花瓶を買う機会というのはそう頻繁にあるものではありませんので、どういったものがいいのか迷う方もいるかもしれませんね。
今回は、そんなお仏壇用の花瓶として購入を検討している方に、100均でも買える花瓶はあるかについて調べてみましたので、紹介していきます!
仏壇に置く花瓶は100均で買える?
100円ショップにも仏壇に置く花瓶は売っています。
その際は、色やサイズに気を付けて購入しましょう!
特に気を付けたいのは、ご自宅にある仏壇の雰囲気を壊さない大きさのものやデザインのものを選ぶことが大事です。
また、飾る人の好みより故人の好みを考えて選ぶ方が好ましいでしょう。
ダイソーやセリアにも白一色で作られた陶器製のシンプルな花瓶や、透明で素敵なデザインの花瓶なも販売されていますので、ご自宅の仏壇の雰囲気と合えば100均の花瓶でも大丈夫です。
花瓶の豪華さより、日々のお手入れやお花の取り替えなどをこまめにすることのほうが、ご先祖様も喜んでくれそうですね。
仏壇に置く花瓶の色やサイズなど選び方を徹底解説
まず、仏壇に置く花瓶は2つで一対だということを忘れずに選びましょう。同じ花瓶を必ず2つ購入するというのを覚えておきましょうね。
ただ、仏壇が小さめで飾るスペースに限りがある場合は、「花瓶」、「ロウソク立て」、「香炉」を一つずつ準備すれば問題ないようです。
花瓶のサイズは「この大きさでなければならない」ということはなく、ご自宅の仏壇の幅、高さ、奥行に合わせて花瓶のサイズを選ぶと良いでしょう。
この時に、実際にお花を生けた時の全体のサイズも考慮して選ぶと、よりよいですね。
もう一つポイントとして、花瓶の口径(口の広さ)が挙げられます。
花瓶の口が大きすぎると花が倒れた状態になりやすいので注意しましょう。
色については、浄土真宗を除けば特に決まりはありません。仏壇の雰囲気と故人の好みや、生ける花とのバランスなどを考えて購入するといいでしょう。
素材や色も様々な特徴があるので、そのあたりも選ぶ際の基準にしてみてくださいね!
【素材】色 | 特徴 |
【真鍮】黒・金 | 仏具に使われるオーソドックスな素材
高級感があり、昔ながらの伝統的な仏壇には真鍮の花瓶がおすすめ 浄土真宗本願寺派なら黒(宣徳色)、浄土真宗大谷派なら金のものが良い |
【アルミ】銀など | 素材の特徴として軽いものが多い
お年寄りでも気軽に扱えるので、普段の供養にはぴったりの素材 |
【陶器】白・乳白色・青など | シンプルなので基本的にどのような仏壇にも、花にも馴染みやすい素材
モダンタイプの仏壇にも合い、洗練された雰囲気の中に柔らかさがある 値段は安価だが、それを感じさせないのが陶器の良いところ 手ごろな値段のものを複数揃え、季節や行事によって変えて楽しめる |
【ガラス】無色・青など | シンプルで明るい見た目が特徴
仏壇や、生ける花を選ばず、馴染みやすい 透明感はガラスならではの良さといえる 無色透明のものは中の汚れが目立ちやすいというデメリットもあるので、青色など、少々色がついたものもおすすめ |
100均にないときは?楽天でも仏壇に置く花瓶は売ってる?
種類は圧倒的に楽天が多いです。
金額もリーズナブルものから1万円を超える高価なものまでさまざまです。
また、見た目に関しても「これぞ仏壇の花瓶」といったものが多く、絵柄が仏壇によく合いそうなものが揃っています。
陶器製は、九谷焼や美濃焼、信楽焼など有名な陶器がズラッと並んでいます。
予算に余裕のある場合は、楽天で幅広い選択肢の中から選ぶと、より仏壇に合った花瓶が見つかりそうですね♪
仏壇に置く花瓶は100均で買える?色やサイズなど選び方を徹底解説!まとめ
こうしてみると、仏壇用の花瓶と一口で言っても様々な種類があることがわかります。
ご自宅の仏壇用の花瓶は何度も買い替えることは、そうないと思いますが、だからこそ後悔のないようにしっかりと選びたいところです。
この記事を読んでいる方は、そのタイミングにある方だと思うので、少しでもお役に立てると幸いです。
素敵な花瓶・花立に出会えますよう願っております。