違い・比較

レトロとクラシックの違いは何?アンティーク・ヴィンテージとの違いも!

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レトロ・クラシック・アンティーク・ヴィンテージ…それぞれよく耳にはするものの古いものを指していることはなんとなくわかります。

しかし、それぞれの正確な意味を聞かれるとちょっとわからないという人も多いかもしれません。

というわけで今回は意味の分かりずらいそれぞれの言葉の違いについて調べてまとめていきたいと思います♪

レトロとクラシックの違いは何?

まずは昭和レトロなどでよく耳にするレトロとクラシック音楽等で聞いたことがあるクラシックについて違いを調べてみましょう。

 

レトロの意味

レトロは元々は回顧的ななどの意味を持つretrospectiveの略語である「retro」から来た言葉です。

使われ方としては結構曖昧で一応20年以上昔の物を指すという意見もありますが、少し古く見えるものであればレトロと表現しても問題はないようですね。

 

クラシックの意味

クラシックは厳密に何年前という決まりはないようですが古典的ものや長い時にわたって模範になるようなものにも使われる言葉のようです。

また語源のclassicusの意味合い的に古典的なだけではなく、くわえて格式高いものや高貴なものに対して使う言葉のようでした。

まとめると古典的かつ格式の高いものに対して使う言葉と感じでしょう。

 

違い

比べてみるとレトロはそこまで古くなく格式などは特に関係なく使う言葉で、クラシックは古典的で格式の高いものに使う言葉という違いがあります。

そのため日常的にはレトロのほうが良く使う言葉になるでしょう。

アンティーク・ヴィンテージとの違いは?

それでは次に物品に対してよく聞くイメージのあるアンティークとヴィンテージの違いについて調べてみましょう。

 

アンティーク

簡単に言ってしまえばアンティークは骨董品を指す言葉です。

ただ、アメリカの関税から見てのアンティークとそれ以外のアンティークには多少の違いがあります。

というのもアメリカでは関税の法律において製造から100年たったものをアンティークと定めているため基準がはっきりしているのですが、それ以外だと特に正確な年代は決まっていないため骨董品であれば100年以内でもアンティークと呼んでも別に悪くはありません。

 

また100年の基準はWTOでも採用されているという話もあるので骨董品を何らかの形で取引している人は製造から100年の基準を守ったほうが良いです。

 

ヴィンテージ

元々はワインに関係している言葉でそれが転じて古いもの等を表すのにもつかわれるようになったという経緯があります。

単語としてのvintageの意味は(ワインの)葡萄の収穫時期や良い葡萄がとれた年に作られたワイン(ビンテージワイン)、古い製品などの意味があるようですね。

 

元々がヴィンテージワインから来ている言葉なので、単純に古いものではなく価値が高くみられているものに使われてる単語のようですが明確な基準はないようです。

 

一応30年以上100年未満の物をヴィンテージと呼ぶとする話もありますが、ものによってはヴィンテージと呼ぶ基準があったりすることもあるのでやはり明確な基準は基本的には無いと言えるでしょう。

 

ただこちらもアメリカの法律では基準が定められているという話も見かけたので、何らかの形で取引をする人はきちんと調べて定義に従うようにしておくことをおススメします。

 

アンティークとヴィンテージの違いとしてはアンティークのほうが古くヴィンテージのほうが新しいのと、特に価値については関係のないアンティークに対してヴィンテージは価値が高いものに対して使われるという感じでしょうか?

日本で使う分にはそこまで厳密な定義がある感じでは無い分混同してしまいそうですね。

 

違い

レトロとの違いは使う対象が決まっていることとアメリカの法律で基準が定められていることでしょうか?

どちらにせよどこか曖昧な定義で使われているレトロよりもある程度定義が決まっている言葉と言えると思います。

オールド・モダン・トラッドとの違いは?

それでは次にオールド・モダン・トラッドとの違いについて調べてみましょう!

 

オールド

元の英単語は古いや年齢が上の人を指すときに使われるoldで特別珍しい単語ではありません。

ヴィンテージやアンティークのように古いものに対して使われることもありますが、そこまで浸透している使い方では無いようで調べても定義などは特に見当たりませんでした。

またusedと同じような使い方をされているともあったので、単純に古いもの程度の認識でとりあえずは良いとは思います。

 

モダン

英単語のmodernの意味は現代的などといった意味合いを持っています。

使い方もそのままで現代的なものを取り入れているものなどに使われており、例えば現代風なインテリアを指して「モダンなインテリア」と表現したりといった感じでしょうか?

今までご紹介してきたものがいずれも古いものに対して使うものであったのに対してモダンは全く逆の意味を持った言葉になりますね。

 

トラッド

トラッドは伝統的などの意味を持つtraditionalを略した言葉でファッションで使われることが多い言葉です。

その意味の通り伝統的かつ流行りに左右されないようなファッションスタイルに対して使われているようですね。

またファッション以外だと伝統的なジャズに対してもトラッド・ジャズという言葉が使われていたり、東建のHPの建築用語によると建築関連でもトラッドが使われています。

 

オールドは古いもの、モダンは現代的なもの、トラッドは伝統的なものとそれぞれ元の単語とそこまで違いが無いのでわかりやすいですね。

個人的にはモダンの意味を少し古くておしゃれなものと勘違いしてたので全く真逆の意味だったのは驚きました。

 

違い

オールド

レトロとの違いはオールドは年代関係なく単純に古いものとして使われる感じでレトロよりも定義などが曖昧なところでしょうか?

 

モダン

モダンに関しては完全に真逆の意味でありレトロの対義語でもあります。

またレトロとモダンは対義語ではあるものの古風なデザインと現代的なデザインが合わさったものに対してレトロモダンなどといった言葉が使われることもありますが、ちょっとややこしく感じますね。

 

トラッド

トラッドとレトロの違いはトラッドが得て嵌るものが限定的に対してレトロは広く使われることでしょうか?

トラッドは伝統的なスタイルにのみ使われているのですが、レトロはとにかく古風な感じのものに対して使われているので、人によってはドラッドファッションを見てレトロファッションととらえる人もいると思います。

レトロとクラシックの違いは何?アンティーク・ヴィンテージとの違いも!まとめ

今回はレトロを中心に一度は聞いたことがる単語について調べてみましたがお役に立てば幸いです。

レトロが結構曖昧な使われ方をしていることからはっきりとした違いが分かりにくい単語などもありました。

 

またアンティークやヴィンテージに関しては何かしら取引をしている人は気を付け方が良いかもしれませんがそれ以外はそこまで気にしなくても良いようには感じます

 

ただ私のように全く真逆の意味で勘違いしている場合はちょっと恥ずかしいので、おおざっぱでも意味は覚えておいた方が良いかもしれません。

今回調べたなかでも結構いい加減な使いかたをしている人も見かけたので、ご自身が使う場合は正しい意味合いで使うようにしておきましょう。

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