プリンに似た見た目のパンナコッタ。
牛乳、生クリーム、砂糖をゼラチンで固めた濃厚なスイーツです。プリンとの違いは卵が入っていないこと。
そのため、白い見た目もパンナコッタの特徴です。
かわいい見た目で簡単な材料で作ることができるパンナコッタですが、手作りしたときはどれくらいの日にちで食べ切ってしまえばよいでしょうか?
そして冷凍保存はしてもよいのでしょうか?
手作りパンナコッタの賞味期限はいつまで?
まず手作りする際の注意点として、必ず清潔な手で作りましょう!
手を洗うというほんのちょっとしたことを忘れてしまうと、少しの菌でもあっという間に増えてしまいます。気をつけましょう。
また、使用する器具もアルコール消毒をすることでも日持ちを安定させることができます。
手作りパンナコッタの賞味期限は冷蔵保存で2~3日くらいを目安に考えましょう。
砂糖を溶かすために生クリームや牛乳を沸騰寸前まで温めるので、ここで殺菌がある程度できますが完全に菌を0にすることは難しいです。
そして、生クリームが入っていると菌が増えやすい特徴があります。
できあがったパンナコッタはなるべく当日中に食べ切るのが理想です。
食べ切れなかった分は冷蔵庫で保管して、2~3日を目安に食べ切りましょう!
もし、手作りパンナコッタのアレンジとして、好きなフルーツを入れたりやホイップしたクリームをのせた場合はさらに日持ちは短くなります。
できれば翌日までには食べ切りたいです。
せっかく作ったのならおいしい状態で食べ切りたいので、あまりたくさんの量を作りすぎない方が良いかもしれませんね。
手作りパンナコッタは冷凍保存はできる?冷蔵と冷凍なら最適な保存方法はどっち?
あまり日持ちのしないパンナコッタですが、もし冷凍できたのなら慌てて食べ切る必要がありませんよね。
ただ冷凍して解凍したときに、分離してしまったり舌触りがぼそぼそになっておいしさが半減してしまうことが心配です。
結論としては冷凍はできますが冷凍するタイミングと解凍する方法にコツが必要になります。
完成品のパンナコッタをそのまま冷凍すると、解凍したときに別の食感にスイーツに変わります。
半解凍することでシャーベットのような食感を楽しむことができます。
冷凍してもプルプルの食感を楽しみたいという方は、まだしゃばしゃば状態のパンナコッタ液を冷凍します。
解凍するときはレンジで50℃に温めて溶かします。それを冷蔵で冷やして固めるとプルプル食感のパンナコッタを作ることはできます。
ただこの方法だと解凍するときの温度管理が少し難しくなってしまいます。
できあがったパンナコッタそのままのプルプルの食感を楽しみたいなら冷蔵保存、アレンジとして別の食感で楽しみたいなら冷凍保存するというように保存方法を使い分けると良いでしょう。
ちなみに生クリームのみを冷凍することができます。
賞味期限が近い生クリームを使い切るためにパンナコッタを作りたい!でもできたパンナコッタを食べ切れる余裕がない!というときは生クリームだけを冷凍保管するのも一つの手です。
生クリームをそのまま冷凍してしまうと解凍するときに分離する危険がありますが、しっかりと泡立ててから冷凍することで解凍するときに分離する可能性を減らすことができます。
パンナコッタなどお菓子作りで使いたい場合は生クリーム100ccに、砂糖を大さじ1.5くらい加えてしっかりと泡立てたものを絞り出して冷凍保存します。
パンナコッタに使用するときは、冷凍保存していた生クリームを30分くらい冷蔵解凍します。
この方法だと食べられる余裕があるときに合わせてパンナコッタを作ることができますね。
手作りパンナコッタの冷凍保存に適した容器はどれ?
先ほどご紹介したようにパンナコッタ液を冷凍する際は、解凍するときにレンジで温める工程がでてきます。
ですので、耐熱容器に入れて冷凍するのがおすすめです。
固まって完成したパンナコッタを冷凍する場合は解凍時に熱を加えることはないので、保存する容器に制限はありません。
お気に入りの容器に入れて楽しみましょう。