市販の豆腐であれば一定の賞味期限があり、その期間内で使い切れるようにすれば良いのですが、手作り豆腐はどのくらいなのか分からなくて困っちゃいますよね。
自宅で作る出来たてのお豆腐って、ふわふわで市販の豆腐とまた違った美味しさがありますよね^^
お豆腐はとっても繊細な食べ物で、風味が失われるスピードが早いので、ぜひ美味しい保存方法を知っていただきたいです!
手作り豆腐の賞味期限と保存方法についてまとめましたので、ご参考になれば幸いです♪
手作り豆腐の賞味期限の目安はいつまで?
市販のお豆腐は長持ちさせるために保存料等を使用しているため、1週間ほど保つものもありますが、手作り豆腐の場合は冷蔵で2〜3日間ほど保つといわれています。
冷凍すれば約2〜3週間保つようです。ただし、豆腐は冷凍すると「す」が入った状態になってしまい、出来たてのような風味を保つことはできないので注意しましょう。
お豆腐は、健康を保つために大切な三大栄養素の1つ「タンパク質」を身近に美味しく食べられる、日本の伝統的な食材ですよね。
冬にはお鍋に、夏は冷奴に、湯豆腐、麻婆豆腐、スンドゥブチゲなど様々な料理に使われます。食欲がわかないときも消化吸収よく食べられて、ヘルシーなのでダイエットや美容、健康にも大活躍な万能食材です。
いつも食べているためあまり気づかないかもしれませんが、豆腐は繊細な食べ物で傷みやすいのです。時間が経つと風味が落ちていってしまいます。
また、豆腐が食べられる状態であるかどうかの目安を、見た目、におい、味の3つでチェックします。
【見た目】
・豆腐が変色していないか
・水の色が黄色く濁っていないか
・豆腐の表面がねっとり、ヌルヌルとしていないか
【におい】
・酸っぱいにおいがしていないか
・生乾きのような異臭がしていないか
【味】
・酸っぱい味がしないかどうか
・豆腐本来の味がしないかどうか
上記の状態になっていたら賞味期限を過ぎている証拠です。口に入れてしまった分は、お腹を壊してしまう可能性があるのですぐに吐き捨てて、残りの分も捨てるようにしましょう。
においや見た目で簡単に確認ができます。腐ってしまった場合は残念ではありますが処分しましょうね!
できあがった豆腐は、1時間かけて冷やされ、さらに3時間ほどで絞まってきます。実はこの、できあがっておおよそ4時間後が、豆腐の一番おいしい「食べ時」なのです。その後4時間ほどは新鮮な風味が持続しますが、出来上がり8時間後くらいから香りが失せはじめます。
【引用元】http://www.tofu-as.com/tofu/howto/07.html
日本豆腐協会にも書かれている通り、お豆腐の鮮度は短く、とても足が早い食べ物なのです。
このように出来上がった4時間後の一番美味しいときに全部食べ切りたいところですが…なかなか全部食べきるというのは難しいと思います。そこで、豆腐を美味しく保存する方法をご紹介していきます♪
手作り豆腐を長持ちさせる保存方法
では保存方法をご紹介します^^冷蔵と冷凍に分けてみていきたいと思います。
冷蔵保存
- 水あり冷蔵
1.深めの清潔な容器に豆腐を入れます。
2.豆腐の頭が隠れるくらいにひたひたに水を入れます。
3.蓋をして冷蔵庫で保存します。
毎日キレイなお水に取り替えることで、2〜3日間は豆腐のなめらかな味わいを保つことができます。
水に塩をひとつまみ入れるのも良いです。
冷蔵庫内の匂いが移らないようにするために、キチンと蓋をすることもポイントの1つです♪
- 水なし冷蔵
1.水には浸さずに、豆腐はラップで覆い、ザルかお皿に置いて冷蔵庫に入れます。
2.水が出たらその水は捨てるようにします。
水なしで保存すると豆腐本来の旨味が逃げず、保存後も美味しくいただけます。
味にこだわる方にはこちらがオススメです。
ただし、水に浸す方法と比べて若干傷みが早くなるため、早めに食べるようにしましょう。
こちらの「水なしで冷蔵する保存方法」は、老舗豆腐店「川島豆腐店」の職人さんがテレビで紹介し、話題になっていましたよ~♪
冷凍保存
《冷凍方法》
1.水気を切った豆腐をポリ袋に入れます。
2.さらにジップ付きの保存袋に入れます。
3.冷凍庫に入れて保存します。
あらかじめ、食べやすいサイズに切って保存すると、使う時に楽で便利ですよ♪
《解凍方法》
・自然解凍
解凍に1日かかるため、前日には冷蔵庫に移しておき解凍します。
・電子レンジで解凍
豆腐約100gに対して、500Wで約1分30秒加熱します。
キッチンペーパーなどで水分を切ってから料理に使用します。
・調理中に冷凍のまま直接入れて、急速解凍
お味噌汁や煮込み料理などの調理過程で、冷凍のまま直接入れて加熱します。
冷凍保存をすると賞味期限を2〜3週間まで延ばすことができるのですが、全く違った食感になってしまうので、冷奴のような口当たりのよい「ふわふわ、つるん」とした味わいではなくなります。
凍らした後の豆腐は、高野豆腐やお麩のようなしっかりとした弾力のある食感になるので違った調理法を楽しみたい方にはおすすめです♪
豆腐の水切り、レンジだとうまくいかない...、調理直前だと水切り不足...。 この方法なら楽チン簡単♪
「冷凍豆腐のツナナゲット」の作り方。冷凍した豆腐で簡単ツナゲットです。冷凍した豆腐を使うので、水切りなどする必要はありません。 材料:絹豆腐、ツナ缶、卵..
揚げ出し豆腐やお肉に見立ててチキンナゲット、ハンバーグなどに形を変えてお料理するはいかがでしょうか?
こちらもヘルシーで美味しいですよ♪
手作り豆腐を保存するオススメ容器
お豆腐を保存するのには、豆腐がすっぽり入るサイズのタッパーやボウルに入れましょう♪
キッチンが明るくなるイエローカラーです^^
豆腐一丁がすっぽり入るサイズです。
水切りすのこが付いているので、調理前の水切りもラクラク。
すのこを持ち上げれば、豆腐が崩れずに取り出せて、水替えも簡単です♪
軽くて丈夫なプラスチック製保存容器です。
冷凍冷蔵も、電子レンジで蓋ごと加熱も可能です。
蓋の中央を押すとパチンと閉まってしっかり密閉できます。
半透明の容器なので、中身の様子もひと目で確認できますよ♪
使わないときは重ねて収納できるので、スッキリ収納できます(^^)
手作り豆腐の賞味期限はいつまで?長持ちする保存方法も!まとめ
手作り豆腐の賞味期限は、冷蔵なら2〜3日間、冷凍なら2〜3週間保つことが分かりました。
冷蔵でも「水あり」では、うま味や栄養素が水の中に出てしまいやすいのですがツルンとした食感と日持ちさせることができます。
一方「水なし」では若干傷みが早くなるのですが、旨味や栄養素を閉じ込めることができるため、『早めに食べきれる』、『味わいは落としたくない』、『水を変えるのは面倒』という方には是非「水なし冷蔵」をおすすめします。
また、冷凍保存では高野豆腐のような弾力が出てくるので、冷奴のような口当たりではなくなりますが、豆腐ハンバーグやナゲットなど、違う料理へ変身させることができます♪
お豆腐は様々な料理で大活躍の健康食品です。
美味しく保存できる方法を知ったらたくさん手作りして、節約にも繋がりますね*^^*