市販のポン酢も美味しいけれど、家にある食材を混ぜ合わせるだけで簡単にできちゃう手作りポン酢は格別!
季節を問わずして大活躍する調味料がポン酢。
鍋やサラダ、和え物、煮物など重宝して使えるので、常備している家庭は多いですよね。
でも、手作りのポン酢で心配なのが、賞味期限や保存方法です。
今回は手作りポン酢の賞味期限と保存方法について紹介します。
手作りポン酢の賞味期限の目安は?
手作りポン酢の賞味期限の目安をネットで調べると、1か月や2~3か月、半年などとバラバラです。
だからどれが本当なのか迷ってしまいますよね。
手作りポン酢の賞味期限の目安を考える前に、手作りポン酢の材料を確認しておきましょう。
手作りポン酢の材料は、醤油・柑橘果汁・みりん・だし昆布・かつお節です。
この中で一番傷みやすいのが柑橘果汁ですが、醤油を加えることにより塩分濃度が高くなるため日持ちします。
また、うまみ成分を出すだし昆布やかつお節は1~7日後に取り出してしまいますので、特に問題はないですね。
では、実際に手作りポン酢を作った方の賞味期限の目安がどのくらいあるのか、日数をみてみましょう。
作った手作りポン酢は小分けすると酸化防止になります。小瓶の口まで目いっぱいポン酢を入れて冷蔵庫に保存します。そのまま2~3ヶ月寝かせますが、だいたい1年で使いきることにしています。
柑橘系が入った手作りポン酢は長く寝かせることによって、柑橘系の酸っぱい味がまろやかになります。冷蔵庫で5か月寝かせた手作りポン酢も味に変化はなく美味しかったです。
調味料に火を通すし冷ましたものを使い、約3か月冷蔵庫で保管すると味がなじみ美味しく食べられますが、1年位寝かせたものを使っています。
【引用元】https://www.fushitaka.com/cont/recipe/recipe3/index.html
手作りポン酢はかんきつ果汁を使用するので、柑橘系独特の酸っぱみがまろやかになるのが作ってから3か月くらい寝かせることが多いですね。
醤油やみりんなどの調味料に火を通す場合と通さない場合でも1年くらいが手作りポン酢の賞味期限の目安でした。
我が家でも手作りポン酢を作っていますが、半年くらいで食べきるようにしています。
手作りポン酢の保存方法
手作りポン酢の保存方法は冷蔵保存が基本です。
冷蔵庫の中に保存する場合は、ドアの開閉で温度変化があるドアポケットではなく、温度変化の少ない野菜室での保存がおすすめです。
また、手作りポン酢は小瓶に分けて冷蔵庫で保存し、一つずつ使うようにすると、酸化の防止になります。
そして、使用中の容器は液だれしたら直ぐに拭く、キャップはキチンと閉めるなどちょっとした手間をかけてあげましょう。
冷蔵保管以外におすすめなのが、製氷皿で冷凍保存すること。
小さいキューブで、少量使いができるので料理に使用する時には重宝します。
手作りポン酢に適した保存容器&煮沸消毒の仕方
手作りポン酢を作った時に迷うのが保存容器です。
ペットボトル容器でいいという方がいますが、ペットボトルは素材の関係上、酸素を少し通しますし、煮沸消毒をすることもできません。
手作りポン酢に適した保存容器は、酸素を通さず煮沸消毒ができるガラス瓶です。
ガラス瓶でもなるべく空気と触れる面が少ない口の細いタイプがベストです。
しかし、ガラス瓶もそのまま使うと菌などが付着している可能性がありますので、手作りポン酢をガラス瓶に保存する時は必ず煮沸消毒を行いましょう。
煮沸消毒の仕方
『煮沸消毒って、鍋の中に瓶を入れてグツグツと煮ればいいのでは』と思ってしまいがちですが、キチンと煮沸消毒を行わないで使用してしまうと雑菌が繫殖する恐れがあります。
せっかく手作りしたポン酢が早く傷んでしまわないように、しっかりと煮沸消毒を行いましょう。
用意するもの
- 手作りポン酢を入れるガラス瓶
- ガラス瓶が入る大きさの鍋
- 食器用洗剤
- きれいな布巾
- トング
- キッチンペーパー
煮沸消毒の仕方の順序
- ガラス瓶、ガラス瓶の蓋、パッキンなどを食器用洗剤で洗います。
- キッチンペーパーを平らな場所に広げておきます。
- 鍋に布巾を敷き、そのうえにガラス瓶と1外した瓶のパーツを入れます。布巾を敷くのは煮沸している時に、瓶と鍋がぶつかって瓶の割れを防ぐためです。
- 鍋に瓶から5㎝くらいの高さになるまで、水を張ります。
- 鍋を火にかけ、沸騰したら蓋やパッキンなどの熱に弱いパーツは、2分ぐらい、ガラス瓶は5分煮沸します。
- 煮沸消毒した瓶類をトングで取り出しキッチンペーパーのうえに、置いて自然乾燥させます。布巾で拭くと布巾の雑菌が瓶に移ってしまうので、自然乾燥が一番です。
手作りポン酢の劣化の見分け方
手作りポン酢の賞味期限の目安は1年とお伝えしましたが、保存状態などによっては、賞味期限内でも劣化が起こることがあります。
劣化の見分け方には、見た目、匂い、味があります。
まず見た目では、手作りポン酢が変色している、白っぽいカスみたいなものが浮いているなどです。
次に匂いは容器を開けた時に酸っぱく腐ったような臭気がします。
味では、食べた時に舌に刺激を感じることがあります。
しかし、それよりも先に手作りポン酢の味が、いつもの味よりまずいと感じたら劣化していると思ってください。
手作りポン酢の賞味期限はどれくらい?日持ちの目安と保存方法まとめ
手作りポン酢の賞味期限の目安と保存方法などをお伝えしました。
手作りポン酢は冷蔵庫保管で1年くらい日持ちはします。
しかし、保存する瓶の消毒方法や保管場所、保管方法によっては劣化するのも早いです。
手作りポン酢を作った時には、味の変化や匂いに気をつけて、早めに食べきることをおすすめします。