美味しい食事をするのに欠かせないものは多々ありますが、その中でも特に重要で日々のケアが欠かせないのが歯磨きです。
スーパーなどに行けば歯ブラシも歯磨き粉もかなりの種類が置いてあり、お値段もピンからキリまではばひろくありますね。
大半の人が毎日している歯磨きですがその回数や時間については人それぞれです。
共通していることと言えば大半の人は歯磨き粉と歯ブラシで歯を掃除していることと言えるでしょう。
そんな歯磨きですが、少し気になるのが歯磨き粉の使用期限です。
パッケージを見てみると具体的な使用期限って書いてないんですよね(-_-;)
歯磨き粉は食品ではないものの口に入れるものですので使用期限が本当にないのかどうか気になります。
というわけで、今回は歯磨き粉の使用期限などについていろいろと調べていきましょう!
歯磨き粉の使用期限はどれくらい?
早速ですが、歯磨き粉に使用期限はあるのでしょうか?
答えは、使用期限そのものは決まっていません!
歯磨き粉に使用期限は記載されていないため基本的には使用期限のない商品となっています。
ただし、これは未使用の商品に限りますので開封済みの物はなるべく早く使いましょう!
また使用期限が記載されていないのであれば未使用品はずっと使えるのか?というとそれはまた別の問題で、使用期限そのものは定められていませんが、目安が無いわけでは無いんです。
各メーカーのQ&Aで多少の記載揺れはあるみたいですが、法律の規定にのっとって最低でも未開封であれば製造日から3年くらいは大丈夫となっています。
念のため各メーカーのQ&Aも引用しておきますので、参考にしてください。
ライオンの場合
ハミガキ剤には通常、厳密な使用期限はなく、使用期限は記載されておりません。
容器に使用期限が記載されていないハミガキは、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の規定により、未開封品を通常の環境に保存した場合、製造から3年間経過しても有効性、安全性はもちろん、使用感上も問題がないように設計されております。
ただし、開封後はなるべくお早めにご使用ください。
【引用元:https://faq.lion.co.jp/faq_detail.html?id=10845】
ライオンの場合は未使用で適切な保存がされていれば三年経過しても大丈夫なように作られていることがはっきり記載されていますね!
コープの場合
通常の環境で保存した場合、未開封であれば、製造から3年以上は品質が変わらないように作っています。 製造日はチューブの底部(キャップと反対側の熱でとじた部分)や外箱に8桁または6桁の数字で刻印しています。
【引用元:https://goods.jccu.coop/inquiry/faq/2019/01/post-406.html】
ライオンと比べるとやや簡単な説明ですが、内容としては大差はありません。
こちらもやはり3年目安となっています。
3年の目安は製造日からなのでコープの歯磨き粉をお持ちの方は上記を参考に製造日をチェックしておくと良いでしょう。
花王の場合
花王のハミガキは、高温や直射日光、および湿度が高い場所、温度変化が激しい場所を避けて保管していただければ、製造から少なくとも3年間は品質を保つように設計されています。3年を過ぎても直ちに使用できなくなるわけではありません。
【引用元:https://www.kao.com/jp/qa/detail/16496/】
花王もまた上記2つのメーカーと変わりませんが、こちらに記載されているように3年が目安ではあるものの3年が過ぎたらすぐにダメになるよ言うわけではありません。
適切な環境下であれば3年以上のものでも使用できるものはあります。
サンスターの場合
通常の保存条件下で未開封の状態であれば、製造から3年程度経過しても有効性、安全性、使用感において問題ないように製造しています。
【引用元:https://jp.sunstar.com/inquiry/qa-toothpaste/qa_004.html】
サンスターもまた今まで出たものと同じですね。
結局のところ調べたところはすべて3年が目安でした。が、これらは適切に保存されていた場合なので、未開封でも何らかの異常がみられるものは使わないほうが良いでしょう!
製造日については歯磨き粉本体や箱に記載されているので、購入時にチェックしておくこともおすすめします。
開封した歯磨きの使用期限
どのメーカーのサイトでも未開封については触れていても開封後の物についてはほとんど触れられていませんでした。
そのため開封後の歯磨き粉の使用期限についても正確なところは分からないということになります。
ただ、ライオンなどではなるべくは早く使い切るようにと書かれているのであまり長時間同じものを使うのは避けたほうが良いでしょう。
まだ中身が残っていても違和感を感じ始めたら新しいものに変えることをおススメします。
ちなみに新しい歯磨き粉と古い歯磨き粉の違いについては以下のような意見があります↓
同じ歯磨き粉でも、新しい方が何か味が違う。
気のせいか、古い歯磨き粉が劣化していたのか。— drankpanda (@drankpanda) August 13, 2013
あくまで個人の感覚ではありますが、実際に古いものと新しいもので味の違いを感じている人はいるので開封後の劣化スピードは思っているよりも早いのかもしれません。
歯磨き粉の使用期限はどれくらい?10年前のものは使っても大丈夫?
未開封で状態さえよければ3年以上たっても使えることが分かった歯磨き粉ですが、10年前の物は使っても大丈夫なのでしょうか?
調べた感じだとはっきりとしたことは見つけられませんでした。
ただし、元々安全が保障されている期間が3年ほどと考えると、さすがに未開封の物でも10年たったものを使うのはお勧めできません。
適切な環境で保存した、異常の見られないものなら使える可能性は無いとは言いませんが10年間も使われずに保存されていたものが、適切に保存されていたものかどうか判断するのは正直難しいと思うので、安全を考えるならもったいないですが処分したほうがいいでしょう。
歯磨き粉を処分するときは各自治体のごみ捨て方法をよく読んで処分してくださいね!
また歯磨き粉はお掃除に使えたりもするので、そのまますてるのがもったいない人は掃除に使うようにしてみても良いかもしれません。
歯磨き粉の使用期限が過ぎたものを使うとどうなる?
使用期限が過ぎたものを使った場合については調べてもはっきりとしたものは分かりませんでした。
状態が悪くなっていなければ普通に使えるとは思いますが、状態が悪くなっているものであればよくはないでしょう。
具体的には悪臭がするなど匂いに変化があったり、変色やカビなどの見た目の明らかな変化が起こっていれば歯磨き粉の状態が悪くなっていると言えます。
また見た目に問題がなくとも味に異変を感じた場合も使用しないほうがいいでしょう。
未使用品かどうかはわかりませんが、古い歯磨き粉を使用した人のX(Twitter)を見つけたのでご紹介しますね↓
ちょっと古い歯磨き粉…もったいないと思って使ったら急に口の中がカビっぽくなって即吐き出したシュッ 三(:3[___]
— 太郎 (@T__a_r__o) April 4, 2022
なんというか…口の中がカビっぽくなるってすごく嫌な感じがしますね…(-_-;)
何かしら異常を感じた場合はこの方のようにすぐに吐き出したほうが良いでしょう!
他にも未開封ではなさそうですが悪くなった歯磨き粉を使ってみた方のX(Twitter)がありましたので参考までにご紹介しておきます。
古い歯磨き粉使ったせいか口の奥から洗剤っぽい臭いと味がして気持ち悪いよぉ😭🤢
— 夜華(活動停止中) (@pkmnyoruka) October 30, 2020
これは使用後の感想でしょうか?
口の奥から洗剤っぽいにおいと味がするのは確かに気持ち悪いですよね…成分が劣化して変化してしまったとかなんでしょうか。
カビなどが生えている感じではないもののやはり良くはないですね。
ちょっと古い歯磨き粉で歯磨いちゃった…口ん中がヒリヒリしてるようなしてないような
— あおいちゃん (@boroborori) October 25, 2011
こちらの方は口の中がヒリヒリしてるようなとちょっと曖昧な感じですが、歯磨き後に口内に異常を感じているのは間違いないみたいですね。
ただ、歯磨き粉ってものによっては元々刺激が強いものもあるのでこの方が使ったのも元からそういうタイプだった可能性もあるかもしれません。
ダンナの古い歯磨き粉(練り歯磨き)を使おうとしたら、白いはずなのに透明のジェル状のものが出てきた。分離?
— moto (@aqua_ko) October 6, 2009
これは確実に開封後の歯磨き粉ですが、本来のものと異なる状態になっていたようです。
こちらの方は成分の分離を疑っていますが実際のところは分かりません。もしかしたら分離ではなく変質とかの可能性もあるでしょう。
未開封、開封後に限らずここまではっきりと異常が見られるものは使用を避けることをおススメします!
歯磨き粉の使用期限はどれくらい?10年前の物は使っても大丈夫?まとめ
今回は歯磨き粉の使用期限について調べてみましたが、参考になれば幸いです。
各メーカーのサイトなどを見る感じだと、基本的には歯磨き粉は製造日の3年くらいは使えると覚えていれば特に問題は無いでしょう。
製造日の記載場所についてはメーカーごとに異なっている場合があるので、気になる人は使用している歯磨き粉のQ&Aをチェックしておくことをおススメします。
ただ、基本的に製造日は箱や容器に記載されていることが多いようです。
また古くなり成分が変化したと思わしきものを使用すると変な味やにおいがしたり、口内に刺激が残ったりなどの何らかの異常が現れるようです。
今回調べたものはおそらく開封後の物のため未開封で劣化したものについては詳しいことは分かりませんが、中身が劣化していれば何かしらの異常が出る可能性は高いでしょう。
末永くおいしいものを楽しむためにはやはり歯のケアは大切です。
状態の良い歯磨き粉を適切に使用して、いつまでのきれいな歯を保ってくださいね♪