手作りバターは、自宅で意外と簡単に作れますが、市販のバターと違って日持ちしないので注意が必要です!
手作りバターの日持ちは、基本的に作ってから2~3日です。
バターの表面から酸化していき、日がたつほどに風味が落ちてしまうので、できる限り早く使う必要がありますが、保存方法によって賞味期限を伸ばすことができるんです!
あわせて腐敗の見分け方、オススメの保存容器もご紹介します♪
手作りバターは日持ちしないので注意!賞味期限はどれくらい?
市販のバターは未開封・要冷蔵で、賞味期限が2週間〜半年間のものもあります。非常に賞味期限が長いですよね。
手作りバターはどのくらいなのでしょうか?
牛乳と乳製品を扱う「よつ葉乳業株式会社」のホームページにはこのように書かれています。
手作りバターは日持ちがしないため、冷蔵庫で保存し、2~3日程度で食べてください。
めちゃくちゃ短いです!!
手作りバターは、市販のバターと違って酸化防止剤や塩分添加がなく、水分も多く含まれているため賞味期限が短くなるそうです。
出来ればその日のうちに使い切りたいところですが、なかなか使い切れないですし、たくさん作ったら保存してちょっとずつ使いたいですよね…(>_<)
そんな希望を叶えるために「美味しくもっと長持ちさせる方法はないのか??」保存方法について調べてみました!
手作りバターの最適な保存方法は?冷凍で長期保存可能!
世界中の地域ではバターはキッチンカウンターの上などで常温保存されているのが一般的ですが、日本の気候は湿度が高く、特に夏場は高温多湿となるため腐敗しやすくなり、常温はオススメできません。
一般社団法人日本乳業協会にも書かれているように、バターは必ず「冷蔵」もしくは「冷凍」で保存をします。
保存の適温は10℃以下です。バターは28〜33℃くらいで溶けてしまいます。
一度溶けてしまうと組織が壊れてしまい、再び冷蔵して固めても元のような風味や口当たりには戻りません。
冷蔵方法は簡単で、酸化しないようにするために、ラップに包んで空気に触れないようにして冷蔵庫に入れます。
この状態で約2〜3日は保ちます。
匂いの強いものと一緒に置くと、バターが匂いを吸収してしまうので気をつけましょう!
そして意外と知られていないのですが、冷凍保存をすると、1ヶ月程度の保存が可能になります!
冷凍保存の方法は、10〜20グラムずつなど、使用される分ずつ小分けにしてラップやクッキングペーパーで包み、冷凍保存します。
小分けにして冷凍すると、料理で使う際、その分だけ解凍して使用できるので手間が省けて便利ですよ♪
冷凍保存したものは、そのまま料理で使うか、使用する15〜30分前に冷蔵庫に入れて自然解凍しましょう。
一度解凍したものは使い切って、再冷凍しないようにしてくださいね♪
バターの表面の色が濃くなるのはなぜ?腐敗の見分け方
元からバターの表面が黄色なのは、乳牛が食べている飼料に含まれている「カロテン」の影響を受けているからです。
北海道などの夏季に放牧している地域は、乳牛が青草を食べる割合が高く、青草にはカロテンが多く含まれていることから黄色みがやや濃いバターになります。
したがって、冬季は放牧が少なくなり、配合飼料や乾牧草を食べる割合が増えるため、黄色みが薄くなります。
ただし、手作りしたバターの色が出来たての時よりも濃い黄色に変化していたり、臭いが変化している場合は、腐敗が進んでいる可能性があります!!
【腐敗しているバターを見分ける方法】
・バターが濃い黄色や茶色に変化している
・バター表面にカビが生えている
・石油のような使い古した油のようなキツイ臭いになっている
・酸っぱい臭いがする
・汁っぽい状態になっている
上記の1つでも当てはまっていたら、腐敗が進んでいます。
バターは長期間空気に触れると脂肪分が酸化してしまい、黄色く変色したり、嫌なニオイが生じてきます。
見た目と臭いで判断できるので、「腐っているかな?」と感じたら食べるのはやめましょう。
正しく保存して、賞味期限内に美味しく食べきりましょうね♪(*^^*)
手作りバターのオススメ保存容器
では続いて、手作りバターにピッタリの保存容器をご紹介していきます♪
バターは空気に触れると酸化しやすいので、空気に触れないようにピッタリと、ラップで包んで保存が一番です♪
冷凍保存する場合は、小分けにラップしましょう*^^*
・【楽天市場】ステンレスカッター付きバターケース(便利な先割れタイプのバターナイフ付き)
手作りバターを四角く固めたら、このケースに入れれば10gずつに簡単にカットできますよ^^
手作りバターだけではなく、市販のバターを購入したときもこちらの容器で保存ができますね。バターナイフも付いていて、ケース内に一緒に保存できます♪
・【Amazon】貝印 振るだけ簡単! chef'n バターメーカー CF03257
調理器具グッズからビューティーグッズまで手掛ける「貝印」から、バターメーカーが販売されています!
容器に生クリームと塩、蜂蜜、ハーブなどの材料を加えて3分シェイクするだけで簡単にバターができちゃいます♪
出来上がったら、容器の下部分にココットが付いているので、そのまま食卓に出せます(^^)ラップして保存もできますよ〜!
・【Amazon】東洋アルミ 振るだけ簡単手作りバター HOMEMADE HAPPY ふんわりバタークック グリーン
こちらの「東洋アルミ 簡単手作りバター容器」は、材料を入れて振るだけでふんわりとした手作りバターが作れます(*^^*)
上下のガラス容器部分で、一度に2種類バターが作れます♪
付属で、保存用の蓋も2つ付いているので、作った容器でそのまま保存もできます♪便利ですね〜!
バターの他にも、ドレッシングやマヨネーズ作りにも使えますよ^^
手作りバターは日持ちしない?賞味期限と最適な保存方法は?まとめ
バターってスーパーで買うと意外と高いので、余った牛乳や生クリームで作ることができ節約になりますよね!
牧場でのバター作り体験のように、ご自宅でもペットボトルに入れて冷やしながら振り振りするだけで簡単に作れます(^^)子供と一緒に作るのも楽しいですよね♪
手作りバターの賞味期限は、冷蔵で約2〜3日、冷凍で1ヶ月間です。
冷凍する場合は、小分けにして保存しましょう。
不飽和脂肪酸を多く含むバターは酸化しやすいので、保存する際は、出来る限り空気に触れないようにすることが鉄則です!
また、まわりのニオイを吸いやすいので、冷蔵庫内に一緒に入れるものについても注意しましょう。
理想は、ラップで空気に触れないようにピッタリと包んで、さらに保存容器に入れて、外気をシャットアウトするのがオススメです(*^^*)
酸化しにくい環境づくりが大切ですよ〜!
今回紹介した保存方法をチェックしつつ、美味しく手作りバターを食べましょうね♪