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必要? お見舞いのお返しを会社(職場)へするときの正しい作法

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必要? お見舞いのお返しを会社(職場)へするときの正しい作法

思いがけない事故や病気などで入院することになった場合、会社勤めをしていると、長期間仕事を休むことになりますし、上司や同僚、社長などからお見舞いをいただくこともあります。

 

個人的にいただいたものであれば、当然お返しをしますが、会社名義でいただいた場合は、どこにお返しをすればいいんだろう? と悩みますよね。

 

私も以前、ちょっと気になる症状があったので、病院に行って内臓のエコーを見てもらったら、「良性の腫瘍がありますね。手術しないとダメです」といきなり言われて、急遽入院したことがあります。

 

会社名義のお見舞いをいただき、「お返しってどうしたらいいのかな」と悩んだので、そのときの経験談をもとに、お見舞いのお返しの仕方を解説していきます!

会社名義でお見舞いをもらったらお返しは必要?

結論から言うと、会社名義でいただいたお見舞いには、基本的にお返しは必要ありません!

なぜかというと、会社名義のお見舞いは、会社の慶弔費から贈られている可能性が高いんです。

会社が出すお金は支給されたものと考えてOKです。
なので、お返しは不要となります。

 

ただし、注意点があります。

小さい事業所などは特にありがちなのですが、会社の慶弔費であっても名義が会社名ではなく、社長名義になっていることがあります。

逆に名義が会社名であっても、社長個人のお見舞いの場合もありますので、いずれにしても、念のため、総務や経理などの担当者に確認しましょう!

 

また、名義が「○○課(○○部)一同」など、所属している部署名になっている場合は、部署内で各個人からお見舞い金を集めたものになります。

会社からではなく、同じ部署に所属する同僚や仲間が個人的にお見舞い金を出しているため、この場合はお返しを用意しましょう。

 

人数が少なければ、個別にお返しをしてもいいですし、人数が多くて個別のお返しをするのが大変な場合は、菓子折や飲み物など、全員にお渡しできる品物を準備するとGOOD!

 

その場合、数は少し多めに用意してくださいね。
万が一、足りなくなった場合、お渡しできなかった人にとても失礼になってしまいます。

お返しの数は不足がないようしっかり確認しましょう!

社長や上司の名義でもらったときのお返しはココに注意

社長や上司の個人名義でいただいた場合、会社の慶弔費からでなければ、個人的なお見舞いのため、お返しを用意しましょう。

お返しは基本的にお菓子や飲み物、雑貨類を選びます。

 

最近は、金券や商品券、WEBマネー系をギフトとして贈ることも増えてきているのですが、こういったものは金額が書かれていることが多いので、失礼にあたる場合があります。

お返しの品物として、金額が書かれている金券類は避けた方が無難です。

 

また、お見舞いをいただいていなくても、同じ部署の同僚や仲間が、あなたの仕事を引き継いだり、フォローなどをしてくれています。

お礼の気持ちとして、復帰時にちょっとした菓子折などを持参しましょう。
お見舞いをいただいていないので、そんなに豪華なものを用意する必要はないですよ。

お見舞いのお返しを会社(職場)へするときの一般的な相場

お見舞いのお返しの一般的な相場は、いただいたお見舞い金の「1/3から半額程度」です。

現金ではなく、お菓子や果物など品物だった場合、いただいた商品名でインターネットを検索すれば、だいたいの金額がわかります。

 

果物の場合は、いただいたものと似たようなセット商品の金額を参考にしてみてください。

いただいたお見舞いの品物の金額を調べるのは、あまりお行儀がいいとは言えないですが、金額がわからないとお返しもしにくいですしね……。

 

うちの父母は70代でスマホもパソコンも使わないので、よく私にいただいた品物の金額を調べてほしいと言ってきます。

実際に金額を調べてみると、「思ったより高かった」「思ったより安かった」ってことが結構あるんです!
品物は見た目の印象だけでは金額の判断が難しいです。

 

金額を調べるのは少し抵抗があるかもしれませんが、お返しが必要以上に豪華すぎても相手が困りますし、質素すぎても品や礼に欠けます。

お返しは、お礼の気持ちを伝えるものです。
それを忘れずに、マナー違反にならないようにお返しの品物を選んでくださいね。

必要? お見舞いのお返しを会社(職場)へするときの正しい作法まとめ

こういったお返しのマナーって、なかなか人から教わる機会もないので、いざお返しをする立場になるとどうしたらいいのか悩んでしまいますよね。

あらためてまとめると、会社名義でいただいたお見舞いは会社の慶弔費から出されたものなら、基本的にはお返しの必要はありません。

 

とはいえ、会社の方々に心配をかけてしまったり、自分の仕事のフォローなど負担や迷惑をかけてしまっているので、お見舞いの有無を問わず、復帰の際にはちょっとしたお菓子などを持っていくと良いでしょう。

 

社長や上司、同僚などから個人的にお見舞いをいただいた場合は、いただいた金額(品物)の1/3から半額程度がお返しの相場となります。

金額の相場も大事ですが、それ以上にお返しのお菓子や飲み物は、お渡しする数が足りなくなることがないように、きちんと確認して全員に行き渡るように用意してくださいね。

 

特に「○○課(○○部)一同」など、同じ部署の仲間が全員お金を出したお見舞いをいただいたのに、数が足りないのは非常に失礼なので、ここだけは気をつけましょう!

私も退院後は実家で1週間ほど療養して、仕事に復帰する際には、地元で有名なちょっと高級なお菓子を人数分用意してお渡ししました。

 

いただいたお見舞いには、感謝の気持ちを込めてお返しすることがなにより大切です。

適切なお返しとお礼の言葉で、スムーズな職場復帰と円滑な人間関係を保てますよ★

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