手作りの塩辛を作りすぎたり、いただきものでもらったりしたとき、賞味期限やどれくらい日持ちするのか、ちょっと心配ですよね。
塩辛は腐らないという話も聞きますが、本当なんでしょうか??
うちも、実家から手作りの塩辛をおすそ分けされることがよくあるので、食べても平気かな??と不安になることがあります(笑)
今回は、手作り塩辛の賞味期限の目安や保存方法、腐らないのは本当か、自分の体験をもとに調べてまとめました♪
手作り塩辛の賞味期限の目安は?腐らないって本当?
手作り塩辛の賞味期限の目安は、毎日しっかり箸でかき混ぜながら冷蔵庫保存して1週間ほどです。
衛生管理が徹底された環境で作られている市販品と比べると、手作りの塩辛は日持ちしないものと認識しましょう。
日持ちを良くするコツは、できるだけ衛生状態を良くしてから作業をすることです。
例えば、調理の際に使用する手袋のアルコール殺菌、包丁やまな板などの調理器具のアルコール殺菌、かき混ぜる際も雑菌を入れないように乾いた清潔な箸を使用しましょう。
また、長く保存したい場合には、塩分を濃くして作ると言う方法もあります。塩辛は発酵食品ですが、賞味期限を過ぎればもちろん腐りますので保存期間には気をつけましょう。
手作り塩辛の冷凍での保存期間はどれくらい?
冷凍での保存期間は1ヵ月を目安にしましょう。
長期間冷凍保存することで、手作り塩辛は少しずつ劣化し、冷凍焼けで食感も悪くなり、冷凍庫内独特の匂いが移ってしまいまずくなります。
なるべく早めに食べることをおすすめします。
また、冷凍保存する際ですが、なるべく急速冷凍を目指しましょう。
水分を多く含む食材は、急速冷凍することにより、水分が小さな氷の粒になり食材の組織が破壊されるのを最小限にすることができます。
冷凍した塩辛を食べる際ですが、1〜2日前に冷蔵庫に移して自然解凍してから食べましょう。
常温で自然解凍してしまうと細菌が増える原因にもなりますので必ず冷蔵庫で自然解凍しましょう。
手作り塩辛の保存はタッパーで大丈夫?おすすめの保存容器はどれ?
保存容器に関してはタッパーでも可能です。その際はなるべく清潔な状態を保つために、アルコールで殺菌したものを使用しましょう。
また、タッパーよりもおすすめの保存容器は、煮沸消毒した小瓶などの容器です。
煮沸消毒する際は、鍋にたっぷり水を入れて小瓶などを沈めてから15分以上煮沸します。
その後しっかり乾燥させてから使用しましょう。
手作りの塩辛が食べられないのはどんな状態?傷んでいるかの見分け方
手作り塩辛は発酵食品ですが、長期間冷蔵庫で放置してしまうともちろん腐ります。
そこで、傷んでいるかの見分け方をお伝えしていきます。
臭い
塩辛が腐るとひどい異臭がします。
強烈で生臭い匂いがしたら腐っている証拠です。
すぐに処分しましょう。
味
雑菌が繁殖して腐り始めると、味はだんだんと酸っぱくなります。
味の確認のために腐ったものを口に入れるのは危険な行為なので、腐る前に食べる、もしくは冷凍保存するようにしましょう。
容器の膨らみ
細菌から出たガスで容器が膨らむことがあります。
塩辛が発酵して出たガスなのか、塩辛が腐って発生したガスなのか、素人判断は避けるようにしましょう。
水分
食材に残っていた水分が染み出すと、一気に雑菌が繁殖して腐る原因となります。
塩辛が水っぽくなっていたら、雑菌が繁殖している可能性が高いので注意して見てみましょう。
以上の4点が傷んでいるかの見分け方になります。
塩辛が傷んでいるか味覚で確認するのは危険なので、なるべく視覚で判断するようにしましょう。
手作り塩辛の賞味期限の目安は?塩辛は腐らないって本当?冷凍での保存期間はどれぐらい?まとめ
塩辛を手作りする際は衛生状態を清潔に保つことが重要ですね。
保存する容器はもちろん、自分の手や調理器具もアルコールでしっかり殺菌してから作業に取り掛かりましょう。
保存期間に関しても目安はありますが、目安よりも早く傷んでしまう可能性もありますので、なるべく早く食べることをお勧めします。
手作り塩辛で食中毒になってしまった、なんてことがないように痛んでいるかのチェックにも今回の記事を参考にしてみてください。