おうちで美味しいもちもちピザを作るには、薄力粉と強力粉の配合が超重要!
さっくりクリスピー生地もいいですが、やっぱり私はもちもち生地派です。
市販のピザだとなかなか好みのピザ生地に出会えないので、もっちりピザを作るための薄力粉と強力粉の黄金比となる配合を調査しました!
ふつうに強力粉だけでもいいのですが、すこしだけふんわり感をプラスしたピザ生地を作りたい場合は、薄力粉と強力粉を混ぜることがもっちりピザの秘訣です。
もちもちピザを手作りしたいけど、薄力粉と強力粉をどれくらい混ぜればいいのかわからない……という方へ、とってもお手軽な薄力粉・強力粉の黄金比率をご紹介します♪
もちもちピザはこれで決まり★薄力粉と強力粉の黄金比
ピザ生地を作るときは強力粉と薄力粉の割合で、食感が変わってきます。
もっちりした食感のピザ生地が好きなら、強力粉の割合を多くします。
もちもち生地の黄金比
★約20cmサイズ(1~2人分)
- 強力粉:250g
- 薄力粉:50g
- 強力粉:薄力粉=5:1で配合するのがポイントです!
続いて、サックリと軽い食感のピザが好きなら、薄力粉の割合を多くしましょう!
ふわふわ生地の黄金比
★約20cmサイズ(1~2人分)
- 薄力粉:150g
- 強力粉:150g
- 薄力粉:強力粉=1:1で配合するのがポイントです!
まずはこちらの黄金比での配合をお試しください♪
基本の配合から作ってみて、徐々に自分の好みに合わせて配合を変えてみるのがオススメですよ~。
また、ピザ生地にボリュームを出したい場合は、焼く前に発酵を取るか取らないかで変わってきますので、ピザ生地をふんわりとさせたい場合には、焼く前に(二次発酵)発酵を取りましょう。
小麦粉の豆知識
小麦粉は含まれる小麦粉特有のグルテンというタンパク質の量によって、「薄力粉」「中力粉」「強力粉」の3種類に分けられます。
薄力粉
グルテンの割合が3種類の中で一番少ない8.5%以下。
粉がきめが細かく、しっとりとしています。
薄力粉は含まれるグルテンの量が少ないので、水を吸収しにくく、粘性が弱くもちもちした食感を生み出すのは難しいです。
逆に、軽い食感やふんわりとした柔らかいものに適しています。
クッキーやケーキ、てんぷらや唐揚げなど、ふんわりやサクッと仕上げたいときなどに使用します。
強力粉
強力粉にはグルテンが多く含まれているため、粘性と弾力性が生まれやすいのが特徴です。
強力粉でケーキを作ると、グルテンの粘性によって粘り気のある生地になってしまい、硬くてぼそぼそとしたケーキになってしまいます。
粘性・弾力性が強い強力粉は、パンを作るのに適しています。
そのほかにもパスタやピザ生地、餃子の皮などに使われます。
中力粉
中力粉は、中間質小麦と軟質小麦から作られる小麦粉です。
タンパク質の割合が9%ほどで、薄力粉と強力粉の中間の特徴を持っています。
中力粉を使用する代表的なものはうどんです。
中力粉は「うどん粉」と呼ばれることもあります。
そのほかは、お好み焼きやたこ焼きを作るときに使われます。
薄力粉と強力粉を混ぜるのはなぜ?混ぜずに作ったときの生地の特徴
ピザ生地を強力粉だけで作ると、弾力が強いので伸ばしても縮みやすく、薄く伸ばすことができません。
もっちり、ずっしりした食感の生地になります。
逆に薄力粉だけだと、弾力を作り出すのが難しくモチモチ感は出ません。
さっくりとした柔らかい生地になります。
強力粉と薄力粉を混ぜることで、両方の特性をいかして、生地を薄く大きく伸ばすことができます。
強力粉だけの生地は薄く伸ばすのが難しいので、薄力粉を加えることで、伸びのよい生地になります。
薄力粉と強力粉でもちもちピザを作る黄金比の配合はコレで決まり!まとめ
もちもちピザを美味しく作る黄金比は、【強力粉5:薄力粉1】です!
1~2人分の20cmサイズなら、強力粉:250g、薄力粉:50gの配合で作ってみてください♪
好みのピザ生地やトッピングで作れるので、楽しく美味しいピザができちゃいます!
ホームパーティーなどでも喜ばれますよ~!
意外と簡単に作れるピザ生地。
ぜひ参考にしてみてください!