キャンプ飯やキャンプファイヤーなど、アウトドアの楽しさを倍増してくれる焚き火に必須なのが薪ですが、薪割り台をキャンプ場に持っていくのは荷物になるし、大変ですよね。
テントやバーベキューの道具など、ただでさえキャンプには大きな荷物がつきものですし、なるべく荷物を減らすため、薪割り台の代用に使えるものがないか調べてみました!
また、薪割り台の代用品が現地調達できるのか、事前に準備する場合の便利グッズなどをまとめてご紹介します!
薪割り台の代用品はキャンプ場で現地調達できる?
切り株のような太い木材が1つでもあれば薪割り台の代わりになるでしょう。
木が生い茂っている場所であれば、丸太を見つけられるかもしれませんが、最近のキャンプ場はきれいに整備されていやりするので丸太が必ずあるとは言えません。
ただし危険なことも多いので、薪割りをキャンプ場でしている人はほとんどいません。
斧で割ると割れた薪が飛び散るので、テントが破けてしまったり、人を傷つけてしまう可能性があります。
また土の上の木くずの掃除も大変になってしまうので、キャンプ場での斧を使っての薪割りは周りの人に迷惑になってしまうのでしない方がいいでしょう。
キャンプ場によっては管理事務所のようなところで薪割りして売っているところもあります。
ただ購入した薪が太すぎるから割って使い易くしたい、というくらいならナタでできるでしょう。
薪を細く割りたいくらいなら、ナタで地面にたたきつけるだけでも割れます。
またナタでも「地面に打ち付ける行為」自体を禁止しているところもあるので、注意しましょう!
薪割り台は事前に準備しておくべき!オススメの薪割り台はコレ
薪を割って使い易くしたい場合はバトニング(ナイフを使った薪割りのこと)で十分です。
しかし薪割り台がないと地面に薪を固定してバトニングすることになります。
バトニングはナタやナイフなどの刃物を使うので安全上しっかりと薪を固定するためには薪割り台が必要です。
今はネットでもたくさんの薪割り台が売られています。
しかし何回か使って割れてしまったらもったいないですよね。
薪割り台を用途によって使い分けしたり、薪割り台に使う樹種を知っておくと、長く使い続けることができます。
スギやヒノキなどの針葉樹は割れやすいため、薪割り台としては不向きですが、手に入れやすく、加工もしやすいため、ネットでたくさん販売されています。
一方でカシ、ムク、ケヤキなど広葉樹でできているものは割れにくいので、斧で薪割りをするのにも向いています。
また高さも重要です。
低いと低い分だけ厚さも薄くなるので割れやすくなります。
販売されているものは、だいたい7㎝のものからあります。
薪割りをするときに腰など体への負担が少なくなるよう、自分に合った高さの台を選ぶといいでしょう!
ただし、丸太のようなタイプは重たいものが多く、持ち運びするには不便なので、自宅で事前に割ってから持っていくいいです。
どうしても持ち運びをしたいという人には丸太のタイプではなく、格安で厚みのある合板も薪割り台として使えます。
無垢などの板は木目に沿って割れてしまうこともあるので硬く割れにくいべニア合板が薪割り台に適しています。
24~30㎜の厚さのものがオススメ!
キャンプ場の柔らかい土の上に敷くだけでも薪の割りやすさが違うと思います。
ただし大きい石のある不整地では板が跳ねることもあるので注意が必要です。
軽量な合板は重さもないので、薪割りを事前に準備しておいても1つ持っていけば、いざというときに役立つかもしれませんね!
またバトニングしたり、ちょっとした薪割りくらいに使える、直径20㎝ほどのミニ薪割り台もあります。コンパクトで、取っ手も付いているものもあるので、持ち運びしやすいです。
薪割り台不要!薪を持参して荷物を減らす方法
さて薪割りは自宅で事前にしておくと荷物も減りますが、割った薪をどのように持っていけばいいのか、ということですよね。
多くのキャンパーさんは薪を持参してると思いますが、段ボールで運ぶのはおしゃれではないですよね。
キャンプでの醍醐味である焚火をかっこよく、スマートに楽しむためにも薪を入れる袋もオシャレなものにしてみてはいかがでしょうか!
ログキャリー(薪バッグ)
ログキャリーはキャンプの必須アイテムではないかもしれませんが、持っていると、とても便利なんです!
- 薪の持ち運びが楽。腕の負担を減らせる
- 薪の棘が刺さる心配がない
- 車に載せるときも汚すことなく安心
薪はとても重いので、ログキャリーがあれば、運搬も楽にできます。
また薪を入れて、肩にかけて運べるトートバッグタイプもあるので腕の負担も減らせます!
素手で薪を運ぶのは危険です。
カットされた木の中にはささくれが出ているものもあり、手に刺さる恐れがあるからです。
軍手をつけても、繊維の隙間を抜けて手に刺さる可能性があります。
ログキャリーなら薪を収納できるので直接木に触れることがないため、ささくれに刺さりません。
またログキャリーに使われている素材は、キャンバス地のコットンやポリエステルなどです。
破れて中身が落ちてしまうこともなく、汚れたら洗えるので、清潔に保つことができます。
さらにコットンなら火に近づけても穴が空いたり、燃えたりすることもありません。
焚き火の近くに置いていても大丈夫!焚き火中に薪が足りなくなっても、すぐに使えます。
嬉しいことに、価格も安いものからあるので、薪の扱いに困っている人にオススメできるアイテムです^^
中にはログキャリーとしてだけでなく、他のアイテムと合わせて使うことで薪ラック、テーブルとしても活躍するものもあるので、選ぶのも楽しくなりそうですね!
ログキャリーに薪を入れて持っていけば、重くて大きな薪割り台を持っていくことはありませんし、もし現地で薪拾いしたいときにも使えます。
薪は使ってしまうので帰りは軽くなりますね!
薪割り台の代用品は?キャンプ場での現地調達や薪割り用の便利グッズはどれ?まとめ
キャンプ場でオノを使った薪割りはせず、キャンプ場で購入するか、事前に購入、自宅で薪割りをして持っていくのがいいですね。
自分で薪を用意する人は自分に合った薪割り台を選び、安全に考慮しながら薪割りを楽しんでくださいね!
どうしても持っていきたい、心配な人はコンパクトで軽い薪割り台や合板も使えるので参考にしてみてくださいね!
焚き火はキャンプの醍醐味ですよね!
自分に合った薪割り台やログキャリーなど楽しみながら選びましょう!