梅と砂糖からできる梅シロップは、水や炭酸水、焼酎と割れば美味しい梅ドリンクが完成します。
そんな梅シロップは手作りすると賞味期限はいつまでか、泡や濁りなどが出ても問題ないのかなどをまとめました。
おすすめの保存容器もご紹介するので、作ろうと思っている方は必見です!
手作り梅シロップの賞味期限や保存期間・保存方法は?
手作りの梅シロップは実際どのくらい保存期間があるのかご紹介しましょう。
また、常温・冷蔵・冷凍と保存方法もさまざまありますので、方法別にまとめました。夏の暑い時期にピッタリな梅ジュースを堪能しましょう。
常温保存
涼しくて、直射日光の当たらない場所であれば常温保存でも問題はありません。しかし、夏の暑い時期には注意が必要です。
気温が高い状態ですと、梅の発行がどんどんと進んでしまう可能性があるからです。
殺菌がしっかりしていれば、約1年は保存することができますので、1番の冷暗所を探して保存してみて下さい。
冷蔵保存
手作りの梅シロップを保存する1番の方法は、冷蔵保存です。
涼しく暗いので夏の暑い時期にも最適といえます。常温保存と同じように、殺菌がしっかりとしていれば約1年は保存できます。
梅の旬は年に1度なので、たくさん手作りして、冷蔵庫に保存できたらいいでしょう。
冷凍保存
冷凍した梅を使用して梅シロップを作ると聞いたことがある方も多いと思いますが、梅シロップになったものは、実は冷凍庫に入れても凍りません。
凝固温度が低いので、家庭用の冷凍庫では凍らないのです。
冷凍保存が1番おすすめされているのかと思いきや、冷蔵保存が1番いいです。
手作り梅シロップに泡や濁りが出ても大丈夫?
手作りの梅シロップに泡や濁りが出ている原因は、発酵しているからです。
泡が出て発酵している時は、アルコールの香りがする場合は基本的に大丈夫です。
腐った臭いなどの腐敗臭、味見をしておかしい場合は飲めないので注意しましょう。
また、泡や濁りが発生した場合は、日数によって対処法が異なります。
そこで日数別にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
10日以上たっている場合
梅の実を取り出して、シロップだけを鍋に移します。アクを取り除きながら、弱火で煮ましょう。
火を止めて冷めたら、保存ビンに入れて冷蔵庫に保存しましょう。
10日以上たっていない場合
最初の手順には、10日以上たっている場合と一緒です。
シロップが冷めたら、また元のビンに梅の実と一緒に戻し保管しましょう。
手作り梅シロップが発酵するとどうなる?飲める状態に戻せる?
手作りの梅シロップが発酵すると上の方に泡がたつので見た目ですぐに分かります。また、匂いも甘い香りからアルコールっぽい香りに変わります。
では、なぜ発酵するのでしょうか。原因をまとめました。
・砂糖の溶け方が悪かった
・砂糖が溶けやすくなるように毎日ビンをゆすらなかった
・青梅ではなく完熟梅を使用した
・砂糖の量が多すぎた
・気温が高すぎた
これらを気を付けていても発酵する時はあります。
梅シロップは、発酵しても飲めます。ただし、発酵することで梅シロップ本来の香りや甘みが薄れてしまいます。
手作り梅シロップを長持ちさせるおすすめ保存容器
手作りの梅シロップを長持ちさせるためのおすすめ保存容器をいくつかご紹介します。
タイプもさまざまありますので、自分が作りやすい・保存しやすい容器を選ぶのが間違いないでしょう。
プラスチック
プラスチックの容器は、ビンに比べて軽いのでたくさん作るときに重宝するのがポイントです。
選び方として、下の商品のように蓋がしっかりしまるものや大きいサイズのものを選ぶようにしましょう。
梅酒容器 液体密封容器 R型 4.2L プラスチック製(果実酒瓶 )
しかし、プラスチックは、匂いが染みつきやすいので、違うものに使用するのはおすすめできません。
あくまでも梅シロップだけに使用するようにするといいですよ。
ビン
多くの方が梅シロップを手作りする際に使用しているのが、ビンの保存容器です。
重さがあるものの、しっかりと密閉できますし見た目もおしゃれさがあります。
セラーメイト 取手付密封びん 3L 保存瓶 果実酒 密封瓶 大容量
また、匂いが移ることもなく、安定感があるのが人気の秘訣といえます。
タッパー
大きめのサイズであれば、タッパーでも作ることができます。小分けにして保存できるので、冷蔵庫の場所もとりません。
しかし、タッパーでは梅の様子が見にくいので蓋を開ける必要があるのがデメリットでもあります。
ペットボトル
ペットボトルの場合は、口が小さいので漬けるのは別の容器になりますが保存容器としては、使い勝手がいいです。
注ぎやすく冷蔵庫の置き場所にも困りません。
しかし、中や飲み口の周りをしっかりと殺菌しないとカビなどのトラブルが発生してしまうので、注意が必要です。
手作り梅シロップの賞味期限や保存期間は?まとめ
今回は、手作り梅シロップの保存期間や保存容器などをご紹介しました。
梅シロップを保存するのに1番の方法は、冷蔵保存です。
ビンで手作りする印象が強いですが、プラスチックやタッパーなどでもお気軽に作ることができます。自家製の梅シロップを手作りしてみませんか?