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天ぷら粉の代用なら片栗粉がウマい!上手に揚げるコツ

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天ぷら粉の代用なら片栗粉がウマい!上手に揚げるコツ

天ぷら粉がないときは、代用として片栗粉を使うと美味しい天ぷらができます!

普通の天ぷらとは食感もちょっと変わって、サクサク美味しく食べられますよ♪

 

でもどうやって天ぷら粉の代用で片栗粉を使うのかわからない……という方へ、上手に揚げるコツや下準備のやり方、片栗粉などの代用品で天ぷらを作ったときの仕上がりの違いなどをご紹介しますっ✨

天ぷら粉の代用なら片栗粉がウマい!上手に揚げるコツは?

天ぷら粉を使うと、簡単に美味しい天ぷらができるので重宝しますが、天ぷらが食べたいな~と思ったときに粉を切らしていたり、急に必要になったときに用意がなかったりしますよね。

 

天ぷら粉がときは薄力粉で代用するのが一般的ですが、片栗粉でも美味しい天ぷらが作れます♪

片栗粉で天ぷらをサクサクと揚げたいときは、具材の下準備と揚げ方が重要なポイントです!

 

それでは早速、天ぷら粉の代用で片栗粉を使ったときに、美味しく作るコツをご紹介していきます( *´艸`)

step
1
片栗粉の衣は揚げる直前に冷水で作る

片栗粉は重たいので、作ってからしばらくすると沈んでしまいます。
そのため、衣は具材を揚げる直前に冷水で作るとサクッと仕上がりますよ。

 

step
2
具材の水分をしっかりとキッチンペーパーで拭く

具材に水分が残っていると、揚げたあとに水分が出て衣がべちゃべちゃになってしまいます😭

また、具材に水分が残っていると、油ハネで火傷することもあるので、十分注意してくださいね!

 

step
3
低温で揚げる具材から少しずつ入れる

一度にたくさんの具材を入れたり、高温で揚げる食材を入れてしまうと、油の温度が急激に下がって、衣がサクサク食感に仕上がらず、ベタっとした感じになっちゃいます。

そのため、初めは低温で揚げる具材から入れると失敗せずに揚げられますよ♪

 

油の温度は下記を参考にしてください~。

食材別による揚げ油の温度

  • 低温(150~160℃):火の通りにくい根菜・野菜類
  • 中温(170~180℃):低温以外の野菜やかき揚げ等
  • 高温(180~190℃):魚介類など短時間でサッと揚げる具材

 

step
4
揚げあがりのサインは五感でチェック

揚げあがりの見極めも美味しい天ぷらを作るポイントです!

食材や大きさ、厚さによって揚げる温度や揚げ時間が違いますが、天ぷらや揚げ物を作るときは五感を使って揚げ時を見極めます🧐

 

まず食材の入れ始めは、浮かんでくる泡が大きく、音もシュワシュワッとしています。

揚げあがってくると泡が小さくなって、揚げているあいだの音もピチピチやチリチリに変わってきたら、揚げあがりのサインです!

 

揚げあがってくると具材の水分が飛んで、食材を持った感じが軽くなるので、手に伝わってくる振動なども違ってきますが、この辺は天ぷらを作り慣れないとわかりづらいかもしれません。

 

step
5
油きりをしっかりする

クッキングペーパーにのせて、しっかりと油きりをすることで、余分な油が抜けたサクッとした食感の天ぷらになります。

クッキングペーパーがない場合は、網などの上に置いてもOK!

 

step
6
天ぷらを立体的に盛る

天ぷらは食感はもちろんですが、見た目も大事!ですよね。

盛り方一つで天ぷらがいっそう美味しそうになるので、立体的を意識して見栄え良く盛り付けをしましょう~( *´艸`)

天ぷら粉と片栗粉の違い・天ぷらにしたときのそれぞれの特徴は?

天ぷら粉の代用になる片栗粉と天ぷら粉の違いはなんなんでしょう?

どこが違うのか、また片栗粉で天ぷらを作ると、どんな食感になるのか気になりますよね。

それぞれの違いと特徴をカンタンにまとめました!

天ぷら粉と片栗粉の違い

天ぷら粉は薄力粉にでんぷん、ベーキングパウダーなどが配合された調整粉なので、誰でも簡単に上手な天ぷらが揚げられます。

天ぷら粉の原材料名:小麦粉、でん粉、卵黄粉(卵を含む)、卵白粉 / ベーキングパウダー、着色料(ビタミンB2)

引用元:https://www.showa-sangyo.co.jp/home/tenpura/product01.html

 

片栗粉はもともとカタクリの花の根から作られるでんぷんの粉ですが、現在店頭で販売されている多くの片栗粉はじゃがいもからできる馬鈴薯でんぷんで、天ぷら粉のような調整粉ではありません。

天ぷら粉と片栗粉を天ぷらにした時のそれぞれの特徴とは?

天ぷら粉に水を入れるだけで、誰でも簡単にサクッとした美味しい天ぷらをあげることができます。

 

片栗粉を衣にして揚げた場合には、天ぷら粉で揚げたサクッとした食感は少ないです。また、片栗粉をそのまま具材にまぶした時と、薄力粉など他の粉と混ぜ合わせた時の天ぷらは少し違います。

 

片栗粉をそのまま具材にまぶすと、竜田揚げのような食感になりますので、いつも食べている天ぷらと違う食感や味付けが楽しめますよ。

薄力粉や天ぷら粉、米粉などに少量の片栗粉を合わせた衣の場合は、作りたてのサクサク感が時間が経っても残りやすいので、弁当用におすすめです。

 

天ぷら粉と片栗粉を天ぷらにした場合に、食感の違いはもちろんですが、小麦粉は油を吸収しやすいため、片栗粉に比べてカロリーが高くなります。

天ぷら粉の代用品・片栗粉以外ならコレがおすすめ!違いと特徴まとめ

では、家庭でお馴染みのお好み焼き粉、たこ焼き粉、米粉、コーンスターチは天ぷら粉の代用品としてはどうでしょうか。

それぞれの粉の特徴や天ぷら粉との違い、揚げる時のポイントなどをまとめてみました。

お好み焼き粉

お好み焼き粉は天ぷら粉と同じ小麦粉がベースで、小麦粉に砂糖、食塩、鰹節粉末などを配合し卵と水を入れるだけで簡単に美味しいお好み焼きができる調整粉です。お好み焼き粉には天ぷら粉には入っていない砂糖などの甘味料と出汁粉末が入っています。そのため揚げた時に色が濃くなり、焦げやすいです。

原材料名:小麦粉、砂糖、食塩、ぶどう糖、かつおぶし粉末、さばぶし粉末 / ベーキングパウダー、調味料(アミノ酸)、乳化剤

引用元:https://www.showa-sangyo.co.jp/home/okonomi/product01.html

たこ焼き粉

たこ焼き粉も天ぷら粉と同じ小麦が原料で、お好み焼き粉と同じように、卵や水を入れるだけで美味しいたこ焼きができる調整粉です。

天ぷら粉に入っていない糖類や出汁粉末などが入っています。
そのため、お好み焼きと同じように、揚げた時に色が濃くなり焦げやすいです。

原材料名:小麦粉、粉末水あめ、食塩、砂糖、丸鶏エキス粉末、かつおぶし粉末、さばぶし粉末、酵母エキス粉末、植物たん白加水分解物 / 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー、増粘剤(キサンタンガム)

引用元:https://www.showa-sangyo.co.jp/home/okonomi/product05.html

米粉

米粉は米を砕いて製粉した粉です。
米粉には従来からある上新粉や白玉粉などがありますが、天ぷらで使用するのは、従来の米粉よりも粒子が細かい1番米粉です。

 

天ぷら粉の原料は小麦ですが、米粉はうるち米です。

そのため小麦粉と違ってグルテンフリーの米粉は、粘りがないため天ぷらがベチョッとせずに、サクサクとした食感で冷めても美味しいのが特徴です。
また油の吸収は小麦粉に比べて少ないためヘルシーな天ぷらになります。

 

小麦粉などで天ぷらを作る時に、具材に米粉をまぶしてから衣をつけるとを、具材と衣がつきやすくカラッと仕上ります。

米粉は他の粉よりも少し重みあり、水に溶くと底にたまりやすいので、衣を作る時は天ぷらを揚げる直前がいいですね。

コーンスターチ

コーンスターチは片栗粉よりもサラサラとした軽めの粉です。
料理のとろみや天ぷらの衣、ケーキやクッキーに利用されています。

天ぷら粉は小麦粉で、コーンスターチはとうもろこしのでんぷん粉にしたものです。

コーンスターチも片栗粉と同じく、天ぷらの衣にすると油キレがよいので、サクサクではなく、カリカリとした食感になります。

コーンスターチは単独で使うよりも、小麦粉と混ぜた衣にするとサクッとした感じになりますよ。

天ぷら粉の代用なら片栗粉がウマい!上手に揚げるコツまとめ

天ぷら粉の代用の片栗粉で美味しい天ぷらを作るコツをお伝えしました。

天ぷらは具材の下準備と揚げ方のちょっとしたコツで美味しくなりますので、ぜひ片栗粉で天ぷらを揚げる時の参考にしてください。

また、片栗粉のままの衣や、水溶き衣では天ぷらの食感が違いますので、二通りの天ぷらの食べ比べもできます。

ぜひ、片栗粉で揚げた天ぷらも楽しんでみてくださいね。

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