トンボといえば、グラウンド整備に用いる道具ですが、個人でも庭の整備をするのに使われます。
ガーデニングの趣味として庭を整備し、きれいな芝生を植えてそこで休日をゆったりと過ごしたり・・・。
今回はこのトンボの代用品はあるのか、100均でも手に入れることができるのか調べました。
トンボの代用品になるものはある?
トンボとは、土のデコボコをならして平らにするときに使われる道具です。一般住宅ではそう何度も使用するものではないと思います。
トンボはある程度の大きさもあり、使用していないときの収納も困ってしまいます。
なにか身近にあるもので、トンボの代わりにできるものはあるのでしょうか?
板
ベニヤ板のように薄いものだと割れてしまう恐れがあるので、ある程度厚さがあるものを準備しましょう。
厚さはだいたい2cmあれば良いです。そこまで広くない範囲の場所の土ならしであれば板で代用することができます。
100均やホームセンターで購入しても良いですし、廃材を再利用しても良いです。
竹ぼうき
小石などを取り除きつつ、土をならすことができます。
竹ぼうきならある程度のしなりがあるので、土ならし中に折れてしまう可能性は低いと思われます。
ただし、あまり固い土に使用すると折れてしまうので、なるべくさらさらな土で使用するのが安全です。
土ならしに代用した後は本来の使い方で引き続き活躍する場面があるかと思うので、代用品として購入するのも一手でしょう。
トンボの代用で庭を平らにする道具は100均で売ってる?
板や竹ぼうきは大手の100均であるダイソー、セリア、キャン★ドゥで取り扱いがあります。
ただし、強度の面から考えるとさらさらの土には使えても固めの土だと代用品が壊れてしまう可能性もあります。
整地したい土の固さによっては、100均ではなくホームセンターで用意する方が結果的にコストパフォーマンスは良いかもしれません。
トンボとレーキの違いは?庭に適しているのはどっち?
トンボと似た見た目の道具にレーキがあります。
この2つの違いはなんでしょうか?
レーキとは短い鉄でできた爪をくしのように並べて持ち手をつけた道具のことです。
このくしのように並んだ爪があることで、土の上の小石やごみ、雑草を集めることができます。
また、絡まった髪の毛をくしでとかしてほどくように、絡まった雑草の根っこをほどいて抜きやすくする役割もあります。デコボコな地面を平らにするのにも使われます。
このレーキには用途によっていくつか種類があります。
ガーデンレーキ
この種類のレーキは爪がたくさんあるという特徴があります。この特徴によって、土の上の落ち葉や雑草を簡単にかき集めることができます。
アメリカンレーキ
このレーキの爪は頑丈であることが特徴です。
頑丈ですので、土の塊を粉々にしたり土の中に紛れてしまった石をかきだすことができます。
また、しっかりと根をはってしまった雑草をかきだすのにも使われます。
爪と爪の間がガーデンレーキよりも少し離れているので、細かいごみなどを集めるのには向いていません。
熊手
扇子のような形をしたレーキです。
竹でつくられたものをよくホームセンターで見かけますね。
竹で作られた熊手はしなりがあるため、地面を傷つけずに落ち葉やごみなどを集めることができます。
グラウンドレーキ(=トンボ)
爪のないタイプのレーキです。
爪がないので土を平らにするときに使います。基本的に広い範囲の庭などをならす目的で使われるため、軽い木製のものがよく見られます。
トンボの代用品ってある?庭を平らにする道具は100均で売ってる?まとめ
トンボはレーキの1種類なのですね。
大まかに土をならすだけでよいならレーキのようなくし形の道具でも良いです。
もっときれいに土をならして平面にしたければトンボの使用がおすすめです。
用途に合わせて、庭で使ってみてください。