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ニットのお手入れが他の衣類に比べて格段に面倒くさい理由8つ

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ニットのお手入れが他の衣類に比べて格段に面倒くさい理由8つ

ニットの衣類って暖かいし、オシャレなものやかわいいもの、大人から子どもまで年代を問わず着られるのが魅力ですよね。

 

でも、お洗濯やお手入れが面倒くさそう……洗っただけで縮んだり伸びたりするのも困るし、自分でちゃんとお手入れできるのか心配……と、ニット製品を買うときに悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

 

正直、ニットのお洗濯やお手入れは他の衣類と比べて圧倒的に面倒くさいです!

なにがそんなに面倒くさいのか、ニットの基本的なお手入れ方法とあわせてまとめました。

 

お手入れ方法を知りたい・お手入れできるか自信がないなら、どれくらい面倒くさいかをチェックしてみてくださいね。

ニットのお手入れが面倒な理由8つ

お手入れが面倒な理由が8つもある時点で、面倒くささが伝わるかと思いますが、ニットの基本的なお手入れ方法をご紹介します。

 

ニットを傷めないためのお手入れはこんなにある!

1.ニットを脱いだらの表面(外側)の汚れを落とす

脱いだ後、洗濯機に入れたり、ランドリーボックスに放り込んではいけません。

ほかの衣類と同じように適当に洗濯機やランドリーボックスに入れると、型崩れの原因になります。

まずはニットを広げて置いて、外側についたホコリなどを軽く払って落とします。

 

2.内側の湿気(汗)を乾かす

ニットの中にインナーを着ていても、汗をかけば染み出してニットにも移ります。
特にわきの下や背中、襟や袖口などは汗や皮脂がつきやすいです。

 

見た目がキレイだからとそのままケアせずにタンスにしまうと、黄ばみや繊維の劣化の原因となります。

ニットを脱いだら、風通しのいい場所で一晩陰干しし、汗や湿気を乾かします。
臭いが気になる場合は、乾かす前に消臭スプレーを使います。

 

3.干すときはハンガーで吊るさない

普通の衣類と同じように、ニットをハンガーにかけて干すのは厳禁です。

ニットは重いので、ハンガーで吊るすと生地が伸びてしまいます。
平干しハンガーを使ったり、平らな状態で干します。

 

4.毛玉の処理

ニット類は何度か着ていると、いつのまにか毛玉ができますよね。
毛玉ができるのは摩擦による毛羽立ちが原因です。

ニットを着用して動いている以上、毛玉の発生を避けることは難しいです。

 

毛玉を無理やりむしり取ると生地が傷むので、はさみやカミソリなどを使って、周囲の生地を傷めないように丁寧にカットします。
毛玉ができるたび、これを繰り返します。

 

 

5.ブラッシングで整える

ニット用のブラシなどでブラッシングすることで、ホコリなどの汚れや毛玉を取り除きます。

生地の風合い・毛並みがキレイになるので、こまめなブラッシングは必須です。

 

6.一度着用したら数日は休ませる

お気に入りのニットは、何度でも着たくなるものですよね。

でも繰り返し着用することで毛玉ができやすくなったり、洗濯の頻度が上がって生地の寿命を早めてしまいます。

一度着用したあとは、陰干しをして乾燥させ、数日は休ませます。

 

7.お洗濯は衣類の洗濯表示に従う

ニットのお洗濯は他の衣類と分けます。

手洗いか、洗濯機で洗う場合は生地の傷みや劣化を防ぐため、1着ごとに洗濯ネットに入れて、洗剤はおしゃれ着洗い用を使います。

 

8.洗濯後は平置きにして陰干し

ニットを乾かすとき、乾燥機や天日干しは絶対NGです!
熱を当てることで生地が一気に縮みます。

ニットは陰干しが基本なので、乾くまで時間がかかります。
急ぎのときは扇風機で風を当てたり、除湿器など置くと多少早く乾きますよ。

 

……以上がニットの基本のお手入れ方法です。
基本だけでこんなにあるなんて、本当にデリケートな衣類ですよね。

 

きちんとお手入れしたり、正しい洗濯や干し方をしないと、すぐ傷んだり伸び縮みするので、ニットの扱いは他の衣類より格段に面倒くさいです。

ニットのお手入れはクリーニングが最強

いちいちこんな面倒なお手入れをしてられない! でもニットの服を着たい! という場合は、クリーニングに出すのがオススメです。

特に洗濯を失敗したくないお気に入りの服や、カシミヤやウールなど高価なものは、クリーニングに出した方が絶対安心ですよ。

 

クリーニングに出すことで、型崩れの修正などもおこなってくれるので、自分でお洗濯するより断然キレイな仕上がりになります。

お店によっては毛玉取りのサービスもあるので、そういったサービスを利用することで、いつでも新品同様の着心地を楽しめます♪

 

クリーニング代はお店や衣類の種類によりますが、大体1着500円前後が相場のようです。

ニット類は頻繁にお洗濯が必要な素材ではないとはいえ、何枚もニットの服を持っている場合、すべてクリーニングすると結構お金がかかりますよね。

 

そのため、来シーズン以降も長く大切に着たい服だけをクリーニングに出すのもひとつの手です。

ちなみに子育てやお仕事で忙しい人には、宅配クリーニングがオススメです!

わざわざお店にいかなくても、引き取り・お届けがしてもらえるので楽ちん★

 

自分でお洗濯やお手入れをしたい場合は、こちらの記事でニット類のお洗濯する頻度や目安をまとめています。

あわせて参考にしていただけると嬉しいです。
ニットの洗濯が苦手なら必見!なるべく洗う頻度を減らすコツ

ニットのお手入れが他の衣類に比べて格段に面倒くさい理由8つまとめ

ニットのお手入れは、他の衣類ではやらなくていいことがたくさんあります。

脱いだら表面の汚れを落とす
 内側の汗や湿気を陰干しで乾かす
干すときはハンガーに吊るさず、平干しする
毛玉ができたらはさみなどで丁寧にカットする
 ブラッシングで毛並みを整える
一度着用したニットは数日休ませる
お洗濯は他の衣類と分けるか手洗いする
 乾燥機の使用や直射日光で乾かすのは絶対NG

ものすごく面倒くさい!
かといってお手入れしないと、てきめんに劣化が早まるのが困りものですね。

 

ニットは汚れにくいのでよほどひどい汚れでなければ、着用するごとに洗濯する必要はありませんが、忙しくてなかなか時間がとれない人には、ニットのお手入れは難しい場合もあると思います。

 

洗濯に失敗して、お気に入りの服や高価な服をダメにしたくないこともありますよね。

そんなときは1シーズンに1~2回、まとめてクリーニングに出してしまいましょう!

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