TVなどで色々と話題になった麹(こうじ)。
例えば麹を使った甘酒は、腸内環境を整える働きがあって、免疫力アップ、便秘の解消、美肌効果もあるといわれていますよね!
あとは塩麹を使ったカラアゲも美味しいと評判になった記憶がります。
健康ブームのせいかこの頃、味噌や甘酒を手作りされる方も増えていますよね。
そんな時に手作りの米麹を使うと愛着もひとしお!
ですが手作りの米麹は生き物なので、いつまでおいしく使えるというわけではありません。
というわけで今回は麹を手作りした場合の賞味期限や保存方法などを調べてご紹介いたします('◇')
手作り麹(米・塩)の賞味期限はいつまで?
手作りの食品は市販の者よりも賞味期限が短いことが多いです。
手作りの麹も例にもれずあまり賞味期限は長くなさそうですが、保存方法によっても変わっていきます。
米麹の賞味期限
甘酒も塩こうじも、この米麹から始まりますよね。
米麹は、生き物なので、常温保存は向きません。冷蔵庫と冷凍庫での保存となります。
冷蔵庫に保存する場合
夏・・・2日から3日
冬・・・1週間から10日
冷凍庫で保存する場合
3カ月ほど
が賞味期限です。
これらは適切に作られたものを適切に保存した場合なので、作る場所の衛生状況などによってはもっと短くなってしまうこともあります。
そのためできるだけ、早めに(麹菌が元気なうちに)使い切るのがベストです。
新鮮で元気な麹菌のほうが、順調においしく発酵がすすみます!(^^)!
塩こうじの賞味期限は?
塩麴は、毎日のお料理にもつかいたいですね。
こちらもやはり、冷蔵か冷凍にして保存します。
こちらは、塩が入っているので、冷蔵・冷凍ともに、半年は持つといわれています。
こちらも、麹は生き物なので、早めに使ったほうが良いです。
手作り麹(米・塩)の冷凍の仕方と正しい保存方法は?
米麹も、塩麴も、丁寧な消毒や手順で発酵させていく食品です。
そんな手間のかかるものだからこそ、正しい保存方法で保存するのが長持ちさせるためにも重要になります。
米麹
まず、米麹の保存方法からご説明しましょう!
まずジッパー付のフリーザーバッグに入れます。
このとき板状になっている場合は、ほぐしてパラパラの状態にしましょう。
また冷凍冷凍する場合は、一気に使い切れないほどの量ときは、フリーザーバッグを平らにして菜箸で区切りをつけたり、ラップで小分けしたりしてからフリーザーバッグに入れて保存すると、出したり入れたりの時間が少なくなり長く日持ちします。
また麹を使った甘酒や味噌などもフリーザーパックで作成&保存している人も結構いるんですよ!
米麹で甘麹作りました〜🌾
(冷凍保存してます)2週間前からこの甘酒飲んでるんだけど
お肌、腸の調子が↗️↗️✨✨もう高い美容液いらない‼️
作るの簡単だし👍
ホントにオススメですしかしよく降るなあ…☔️😭 pic.twitter.com/DvfuUnq5tL
— あや🐰 (@ayanyan1028) March 26, 2023
上記のX(Twitter)は一例ですが、米麹で作ったものも冷凍保存冷凍保存できるのは便利ですよね。
ただ、作成した物事に賞味期限などは変わってくるので気を付けましょう!
塩麴
塩麴は、冷蔵庫に入れて、お料理の味付けに毎日使いたいですね。
とろとろしているので、清潔な密閉容器に清潔なスプーンで入れます。
密閉容器に水気が残っていると傷みやすいので、乾いたものを使いましょう。
料理に使ったりするときのスプーンも清潔なものを使って、入れっぱなしはしない方がいいです。
冷凍するときは米麹のときのように、フリーザーバッグに入れて平らにし、菜箸などで区切って、折って使えるようにしたり、小分けにしてフリーザーバッグに入れて冷凍します。
また、カラアゲなどの肉料理に使う場合はお肉を塩麹につけた状態で冷凍保存するのもアリです!
むね肉塩麹漬け(冷凍保存)仕込み完了🤗 pic.twitter.com/o26fWOZ8Xs
— 宅部(ヤケベ)の父さん (@yakebe_daddy) February 17, 2022
上記のX(Twitter) は一例ですが、このように塩麹につけてれいとうしておくとそのまま解凍して焼くだけで良いので時短にもなります。
お肉以外だとお魚に塩麹を付けたものをアルミで包んで保存すれば、そのままオーブンで焼くだけで魚の塩麹アルミホイル焼きが作れるのでおススメです!
手作り麹(米・塩)のおすすめ保存容器は?100均で買える?
手作りの麹ですが、保存容器として適したものを100円ショップで購入することもできます。
例えば米麹の保存に便利なジッパー付のビニール袋なども100均で購入可能です。
米麹に適した容器
100均のジッパー付のビニール袋例↓
サイズはSMLの三種類でサイズごとに枚数が異なります。
どのサイズも税込み110円なので、作った麹の量に合わせて購入すると良いでしょう。
また使い捨てではなく繰り返し使用できる保存袋もあります↓
こちらもサイズがいくつかありますが、サイズによってお値段が多少変わったりもします。
繰り返し使えるのでコスパ的にはこちらの方がお得かもしれませんが、その分衛生面がちょっと不安になりますね。
ただこちらの商品は冷凍保存もできますし、自立もしますで使用状況によってはこちらの方が良い方も居るでしょう。
ご自身の環境や保存場所、麹の使用状況などを踏まえて一番適したものを選んでくださいね。
塩麹に適した容器
米麹はジッパー付のビニール袋が便利ですが、塩麴の密閉容器はどんなものがいいのでしょう?
まとめると以下のような感じです↓
・煮沸消毒ができる、フタ付きの密閉できるビン
・量が少なければ、ドレッシング用のビンを使っても可。
例えばセリアのドレッシングボトル、広口で、塩麴も入れやすそうですね。
セリアのドレッシングボトル
https://i.pinimg.com/originals/7f/23/63/7f2363f7ac6a4bbef4d8105523bcde43.jpg
ダイソーであれば口の広めの調味料入れなんかでもよさそうです↓
我が家ではたくさん作るので、普通に100均の深めのタッパーに入れました。
内側をホワイトリカーなどで拭いたり、吹き付けると、雑菌が入りにくく長持ちしますよ(*^^)v
どちらにしても、中身が見えるものに入れた方が、麹の状態が見られて安心ですね。
手作り麹(米・塩)は傷むとどうなる?
しばらく使ってない麹、様子も少し変わってる気がする・・・
これって使って大丈夫?
というわけで手作りの麹が傷んだ場合についてまとめていきますね♪
米麹の場合
・カビが生えたりする
以前、甘酒に使った麹の残りを、次回の甘酒づくりに使おうととっておいたら、黒いカビとピンクのカビが・・・(:_;)
こうなると、色のあるところだけでなく、麹全体にカビの胞子がついているので、使わない方がいいです。
また腐るわけではないですが、保存期間が長いほど麹菌の働きがおちてきて、思うような発酵をしてくれなくなるので気をつけたいですね。
・その他
表面上異変がなくても、味やにおいなどに異変を感じた場合も傷んでいる可能性があります。
カビがないから良いと思わずに、少しでもおかしいと思ったときは食べるのは避けましょう!
塩麹の場合
塩麴の場合はどうでしょうか?
・見た目に異変がある
ピンクや赤いものがみえるなどは、カビですので、使うのはやめましょう(>_<)
・異臭がする
変な臭いがしたりする場合はカビの可能性があります。
またアルコールの臭いがきつくなった、酸っぱい臭い、というのは発酵が進んでしまったことが考えられます。
そういった場合はカビなどが生えているわけでなければ、加熱する料理に使うとやわらぎますので使うことはできますが、それでも苦手な人は食べないほうが良いでしょう。
全体の色が真っ白のままではなく、生成り色になったり、分離して二層になったりしますが問題なく使えますよ。
手作り麹(米・塩)の賞味期限はいつまで?冷凍の仕方と正しい保存方法は?まとめ
手作りの麹は手間がかかる分、大事に使いたいですね。
保存容器を清潔に保つ、早めに使う、この二つを守るだけで、長く使えることができます。
最後に簡単にまとめておきましょう!
手作り麹の賞味期限
冷蔵庫に保存する場合
夏・・・2日から3日
冬・・・1週間から10日
冷凍庫で保存する場合
3カ月ほど
保存容器や保存方法
ジッパー付きのフリーザーパックや殺菌した瓶などが最適です。
冷凍保存するときは使いやすいように、小分けなどにしておくと良いでしょう。
保存に適したフリーザーパックや容器は100均でも購入できます。
麹が傷んだ場合
カビが生えたり、異臭がした場合は傷んでいます。
また、塩麹の場合はアルコール臭や酸っぱいにおいがすることもありますが、発酵が進んでいるだけで腐ってはいません。
これらの臭いは加熱することで和らぎます。
甘酒もそうですが、塩麴も、発酵を待つ間の楽しさといったら、(*´艸`*)
発酵の時間までも楽しむと、毎日の暮らしもいとおしくなりますね♡