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クッキングシートの代用に使えるものはどれ?フライパンならホイルでOK!

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クッキングシートがないとき、代用として使えるものは実はいろいろあります。

フライパンで作る料理であれば、クッキングシートの代用としてアルミホイルが使えますよ~!

 

最近では後片付けが簡単という利点から、グリルを使わずフライパンでお肉やお魚を調理する人も多いですよね。

クッキングシートは、食材がフライパンにこびりついたり、焦げついたりすることを防いでくれるので、我が家でも大活躍です!

 

クッキングシートを切らしているときは、アルミホイルでも全然代用できちゃうので、今回はアルミホイルをクッキングシートとして使う方法をご紹介していきます(^^)/

クッキングシートの代用・フライパンで使うならホイルがオススメ

まず、『クッキングシート+フライパン』でどんな調理ができるのかな、どんなメリットがあるのかな、と考えてみました。

 

*どんな料理ができるのか

  • お魚やお肉を焼く料理の時…塩焼き、みそ焼き、照り焼き、など
  • 落し蓋として使いたい時…煮物や煮込み料理など
  • 間食系調理の時…フレンチトースト、ホットケーキなど
  • お弁当作りの時…薄焼き卵、ベーコン、ウィンナー焼き、コーンやほうれん草のバターソテーなど

 

*どんなメリットがあるのか

  • グリルを使わずに調理ができる⇒グリルがないご家庭も料理の幅が広がる!
  • 醤油やみそ、バターなどの調味料を使っても、フライパンにこびりつかない⇒片付けがラク!
  • 肉や魚の脂を吸収しないので、細かく取り除けば、ヘルシーに仕上げられる
  • グリルと違って、常に様子を確認しながら調理できる

意外となんでも作れてしまうし、メリットもたくさん見つかりました。

 

では、本題に入りましょう!

アルミホイルはクッキングシート同様、耐熱性に優れているため、フライパン調理をしたい時の代用品として使うことができるのです。

 

代用としてホイル使う時のポイントがあります。

「一度くしゃくしゃに丸めてから広げ、ホイルにしわを付けてから使うこと」です。

一般的に販売されている普通のホイルには、クッキングシートのような「シリコン樹皮加工」が施されていません。

 

そのため、そのままの状態で使用してしまうと、フライパンや食材にアルミホイルがくっつきやすくなってしまうのです。
食材がふれる面の方には薄く油を塗っておくと良いでしょう。

 

ホイルにしわを付けて凹凸を出すことでこびりつきを防ぎ、ムダな油を落とす効果も生まれます。

また、ホイルと食材がふれる面の方には薄く油を塗っておくと、食材がホイルにこびりつくことを防げますよ。

 

魚を焼く時の調理の手順としては、

  1. 片面ずつ焼く
  2. フタをして蒸し焼きに
  3. 最後にフタをはずして、両面に焼き色を付ける

このようにすると、外身はパリッと、中身はふっくらに仕上げることができますよ。

 

また、クッキングシート同様、食材の脂を吸収する働きはありませんので、折りたたんだキッチンペーパーをあてて、こまめに脂を吸ってあげると、ギトギトせずに美味しく仕上がります。

 

 

「普段からお料理もお菓子もあまりしないから、クッキングシート自体使わない。

でもお魚やお肉は、簡単に調理してたまに食べたい!」という方がいましたら、フライパン調理用のホイルシートが販売されていますので、そちらを使用してみてください。

 

こちらでしたら、シリコン樹脂加工もキチンと施されているので、焦げつき・こびりつきの心配もありません。
代打としてでなく、レギュラー選手として、調理に活躍してくれますよ。

  • キチントさんシリーズ「フライパン用ホイルシート」【https://kurelife.jp/products/kichintosan/foilsheet/】
  • クックパー®「フライパン用ホイル」
    【https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/cookper/fryingpan.html】

 

補足情報~
アルミホイルを使用する時、光沢のある面とない面がありますよね。

どちらが表でどちらが裏?どちらを使えばいいの?と、迷う時ありませんか。

あれって実は、裏表でもなんでもなくて、製造工程によって「つや面」、「つや消し面」ができてしまうだけで合って、どちらの面を使っても料理の出来に差はないそうなんです。

 

アルミホイル製造会社である【東洋アルミエコープロダクツ株式会社】さんの公式ホームページをみて、その理由を知りました。

アルミホイルは、厚いアルミ箔を二枚重ねにしてローラーとローラーで挟んで伸ばして薄く仕上げる(圧延)ことによって製造されます。その工程上でローラーに当たっていた面はピカピカ面となり、アルミとアルミが重なっていた面はつやの無い(マット面)状態となります。
見た目が違うだけで材質も機能も全く変わりませんので、裏も表もありません。

【引用元:https://www.toyoalumi-ekco.jp/faq/】

私自身も今の今まで、ツルツルの面が表なのかなぁ、なんてただ何となく思って使い続いていましたが、裏表ないんですね!

ひとつ賢くなった気分です(笑)

クッキングシートをホイルで代用するときの注意点

先ほど、フライパン調理でホイルを代用する時は、くしゃくしゃに丸めてしわを付けてから使用してください、とお伝えしましたが、その他にもいくつか代用の際の注意点があります。

 

熱し過ぎに注意!

アルミホイルは、熱しすぎると溶けてしまう可能性があります。

フライパンで使用する時は、強火ではなく、弱火~中火で高温にならないように注意しながら調理をしましょう。

 

また、フライパンの大きさに合わせて使用し、はみ出さないようにしてください。

アルミホイル単体はとても燃えやすいので、フライパンからはみ出したホイルがコンロの火にふれてしまったら、そこから焦げて火災にも繋がりかねず、大変危険です。

 

塩分や酸の強い食品に注意!

煮物をする時の落し蓋としても重宝するホイルですが、長時間の使用はさけてください。

ホイルは、梅干しや醤油、みそなどの塩分や酸の強い食品に弱い性質を持っていて、これらの食品に長時間直接ふれていると、『酸化腐食現象』というものが起こります。

 

この現象によって、ホイルが腐食して変色したり、溶けて穴が空いてしまうことがありますので、注意してください。

万が一、ホイルが溶けた食品を食べてしまっても、人体に直ちに影響を及ぼすことはありません。

 

ただ、やっぱりホイルを食べるって気持ち悪いですから、落し蓋にしたまま、一晩放置なんてことはやめましょう。

 

電子レンジ使用は発火の恐れあり!

手作りしたお菓子やパンなどを、クッキングシートを敷いたお皿に乗せて電子レンジで温め直したりすることがあると思いますが、これをホイルでやってはいけません。

 

電子レンジは、マイクロ波という電磁波を出し、温め対象となる食品の水分を振動させることで熱を発生させています。

アルミホイルはアルミ箔という金属で作られているので、レンジのマイクロ波によって放電し、火花が散ることがあります。

 

これはレンジを壊してしまうだけでなく、火災にも繋がり大変危険ですので、十分注意してください。

 

フライパンの空焚きと、傷つけに注意!

多くのご家庭で一般的によく使われているフライパンは、ほとんどがテフロン(フッ素樹脂)加工されたものかと思います。

テフロン加工のフライパンは少量の油で、食材がくっつかずに調理ができてとても便利ですよね。
このフライパンって空焚き厳禁・高温厳禁なの知ってましたか。

 

空焚とは、フライパンに油も食材も何も乗せずに火にかけることです。

空焚き状態のまま、フライパンが高温(260℃以上)に達してしまうと、テフロン加工が剥がれてしまうだけでなく、人体に有毒なガスが発生(400℃以上)します。

 

テフロン加工のフライパンの適切な火加減は、中火までですので気をつけてくださいね。(今どきのコンロは、高温になると自動的に火が消えてくれるものが多いので、過度に心配する必要はないかと思いますが。)

 

また、調理中にホイルの角などがこすれて加工面を傷つけてしまうと、フライパンの寿命を縮めてしまいますので、併せて注意するようにしましょう。

ホイル以外にフライパンで使えるクッキングシートの代用品は?

ホイル以外にも、フライパン調理の時のクッキングシートの代わりとして、お家にある色々なもので、代用ができちゃうんですよ。

焼き料理の代用品

*油やバターなどの油脂

これはもう、当たり前と言えば当たり前なんですけどね…(;^ω^)

フライパンを汚したくないがためにクッキングシートを使っているのに、本末転倒ですが、その日限りの代用だと思って、たまにはジューシーに仕上げるのも良いのではないでしょうか。

 

また、スプレー油を使うのもひとつの手です。
ワンプッシュで、薄く均一に油を伸ばすことができるので、ムダに使う心配もありません。

普段使っている油をオイルスプレーの容器に入れておけば、オーブンでお菓子を作る時にも、型に満遍なく油を噴射出来て便利です。

 

*コピー用紙

パソコンを所有しているお家にでしたら、おそらくコピー用紙もあるはずですよね。

コピー用紙は、つるつるした面に食材を乗せて使用してください。

 

また、引火の危険性をさけるために、必ず使用前にフライパンからはみ出る部分はカットするか、折り込んでから使うようにしてください。

印刷してインクの付いたものは、インクが溶けだして食品に移ったり、衛生面でもよくありませんので、必ず未使用のものを使ってくださいね。

 

蒸し料理の代用品

*葉物野菜

蒸し料理の時、蒸し器の下に敷くなら、レタスや白菜、キャベツなどの葉物野菜を代わりに使うと良いですよ。

葉から水分が出るので、くっつきにくいですし、なによりそのまま一緒に食べれちゃいます!

 

野菜は食べやすい大きさに切ってから敷き詰めても大丈夫です。
蒸して縮むことを考えて、気持ち多めに蒸し器の底に敷きこむようにしてください。

 

普段からお料理をしているのなら、ほうれん草やチンゲン菜、小松菜、水菜など、冷蔵庫の中にいずれかの葉物野菜が入っているはず...!!

困った~と思った時は、冷蔵庫をのぞいてみましょう。

 

落し蓋の代用品

*キッチンペーパー

キッチンペーパーは、どこのご家庭にも常備されているのではないでしょうか。

厚手のものがあればそちらを使うと、破けにくいので良いですよ。

吹きこぼれ防止のために数か所に穴を空けてから使用するようにしましょう。

キッチンペーパーを使えば、同時にアク取りも出来てしまうので、とても便利です。

 

*紙皿

バーベキューやピクニックのためにたくさん用意して、中途半端にあまってしまっている紙皿はありませんか。

実は、この紙皿も落し蓋の代用品として使うことができます。

使う時はキッチンペーパー同様、穴を空けてから使うようにしてください。

使われる機会のないまま、お家のすみにひっそりしまいこまれていた紙皿も意外な場面で役立つ日が来て、きっと嬉しいハズですね。

 

*昆布

お味噌汁などのだし汁をとった後の大きめの昆布も落し蓋の代用として使えちゃいます。

同時に美味しい煮汁もとれて、食材を無駄なく使えます。

完成したら、食べやすい大きさに切って、煮物として食べても、細かく切って佃煮にしても良いですね。

和食料理の時は、ぜひ昆布も落し蓋として使ってみてください。

クッキングシートの代用に使えるものはどれ?フライパンならホイルでOK!まとめ

フライパンでお肉やお魚を焼く時に、クッキングシートの代用としてホイルを使用したい時は、一度くしゃくしゃに丸めてから広げ、ホイルにしわを付けてから使うのがポイント!

 

普通のホイルには、クッキングシートのようなシリコン樹脂加工がされていないためです。

 

★ホイルを代用する際の注意点

  • 高温にしない⇒溶ける。
  • 塩分や酸の強い食品にふれたまま、長時間放置しない⇒変色したり、穴が空く。
  • 電子レンジでは使用しない⇒火花が散ってレンジが故障、火災の危険もある。
  • テフロン加工のフライパンの空焚き・傷つけに注意する⇒加工が剥がれたり、有毒ガスの発生の恐れもある。

 

★ホイル以外の代用品

  • 焼き料理⇒油やバターなどの油脂、コピー用紙
  • 蒸し料理⇒葉物野菜(レタス・白菜・キャベツ・ほうれん草・水菜など)
  • 落し蓋⇒キッチンペーパー、紙皿、昆布

いざ、調理が始まって「しまった、クッキングシートがない!」という時は、慌てずにお家にあるもので上手に代用しましょう(*^^*)

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