水羊羹の賞味期限は？手作りしたときの日持ちと長持ちする保存方法も！

手作りの水羊羹は、水と寒天とこしあんと砂糖の4つがあればご家庭でも作ることが出来るお手軽スイーツですが、手作りだと賞味期限がどのくらいなのかわかりにくいですよね。

夏になると、実家から手作りの水羊羹を毎年もらうんですけど、うっかり冷蔵庫に入れたまま忘れてしまって、賞味期限的なものは大丈夫かな？？と不安になることが多々あります( ;∀; )

せっかく作ったのに傷んでしまうともったいないので、手作り水羊羹の賞味期限や日持ち、適切な保存方法などについてまとめました！

水羊羹の賞味期限は？手作りしたときの日持ちはどれくらい？

美味しい水羊羹ですが、美味しく安全に食べられる賞味期限は一体いつまでなのでしょうか？
市販の物と手作りの物を比較してみましょう。

◆手作りの場合

手作り水羊羹の場合は、衛生管理の問題で基本的には長持ちしません。

賞味期限の目安は、冷蔵で2日～3日程度です。
常温保存には向きません。

◆市販の水羊羹の場合

水羊羹はスーパーやコンビニなどで気軽に購入できるほか、お中元などの贈り物として買うこともあると思います。

基本的に市販の物は衛生的にしっかりと処理されているため、手作りの物よりは基本的に長いものが多いようです。

しかし、添加物などを抑えているものだと5日間くらいしか賞味期限が持たないこともあるそうです。

反対に期間の長い物だったら賞味期限が数か月のものもあり、結構ピンからキリまでなんですよ～。

せっかく作った美味しい水羊羹。
なんとか長く保存して楽しむ方法は無いのでしょうか？

手作り水羊羹を長持ちさせる保存方法は？

手作りの水羊羹は、冷蔵庫で保存しても最長3日程度しか保存することが出来ず、常温であれば1日も持たないでしょう。

基本的には日持ちしない手作り水羊羹ですが、冷凍なら2週間ほど保存することができます！

手作りの水羊羹でも空気に触れないようにしっかり密閉しておけば、冷凍保存で長く鮮度を保つことができます。

ただし、冷凍保存の場合はどうしても味が落ちてしまいますし、そもそも時間が経てばたつほど水羊羹の風味は減ってしまいますので、冷凍保存と言えども早めに食べてしまったほうがやはり良いようです。

ちなみに、冷凍した水羊羹を解凍するときは自然解凍がベスト！

季節やその日の気温などにも左右されますが、数時間で解凍することが出来るので、好きな分量だけ解凍して食べても良いですね♪

手作り水羊羹の保存にピッタリのおすすめ保存容器

見た目にこだわるなら市販のおしゃれな容器でも大丈夫ですが、保存することを考えると衛生的なものがやはりいいでしょう。

水羊羹の保存におすすめの容器を2つほどご紹介します！

しっかりパック E/角型 3P K141

こちらの保存容器はお値段も手ごろで、100円ショップなどでも手軽に手に入るプラスチック容器。
1パック一人分程度の大きさの容器で作れば、そのまま保存できて簡単です♪

ヨシカワおかずストッカー小食品保存容器ふた付きステンレス製

こちらはステンレス製の食品用容器です。

少しお値段は高いですが、羊羹だけでなくおかずの保存・作り置きなど、さまざまな食品に使えるので、1つあると便利です。

におい移りや色移りしやすいプラスチック容器が苦手なら、ステンレス製の容器がオススメです♪

水羊羹は腐るとどうなる？羊羹で食中毒の危険があるって本当？

ここまで水羊羹の保存について説明してきましたが、冷蔵庫や冷凍庫に入れたままうっかり日にちが経過してしまい、「まだ食べられるかな？」と心配になることってありますよね。。。

そこで最後に水羊羹が腐ったらどうなるか、また、手作り羊羹の食中毒の危険性についてご説明します。

水羊羹が腐ってしまった場合、

カビが出来たり変な粘りがあったりと見た目が変化する
臭くなる
酸っぱい味がする

などの変化があります。

食べる前に、スプーンですくって粘りやカビ、変なにおいがしていないかを確認しましょう！

見た目やにおいが大丈夫でも、すこし食べてみて味が酸っぱかったり、羊羹の甘みを感じない場合は傷んでいる可能性が高いので、残念ですが処分するようにしてください。

水羊羹と食中毒について

賞味期限の部分で軽く触れていますが、手作りの水羊羹は市販の物よりも衛生的に不十分な部分があるため、気を付けていないと食中毒を引き起こすことがあります。

今回は手作り羊羹で起こりそうな食中毒について、2つほどご説明しますね。

★ボツリヌス菌

食中毒の症状としてはおう吐や腹痛などのほか視力や言語に障害が現れることがあり、最悪の場合死亡するケースもあるそうです。

ボツリヌス菌の毒素は熱に弱いそうですが、菌（芽胞）そのものは熱に強いので水羊羹の場合は調理の段階で清潔を保つことを心掛けるのが大切でしょう。

★黄色ブドウ球菌

身近に存在する菌の一種で、水羊羹に限らずさまざまな食品で食中毒の原因になることがある菌です。

ただ、ボツリヌス菌に比べると、症状が軽いようです。
調理器具や手の殺菌・消毒をしっかりすることで予防できます！